弁護士選任について

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弁護士がメモを取る

弁護士という職業の方に関わることって普通の人にはあまりないことだと思います。だから実際相談や依頼しようとしたとき、どうやって弁護士を探したらよいのか。


紹介してくれる方がいれば良いのですが、自分と相性が良いとは限らないし、もし違うと思った時に紹介してもらった手前、断りずらくなるかもしれません。


後はネット情報が有力なツールなのですが、ネットでは調べても真実が出てきません。なぜならほとんどは弁護士側からの情報で言わば在り来たりの良いことしか書かれていないからです。


実際に依頼者側からしてどうだったかということは、内容自体気軽に話せないですし、何せ相手は弁護士ですから悪い口コミなどを書いたら、自分にとって何か不都合なことになるかもしれないと躊躇してしまうと思います。


実際私の代理人弁護士には、最後の面談の時にGoogleの口コミ評価を書いて欲しいと言われてしまい、本当はしっかりと評価を書くつもりが当たり障りのないことを書かなきゃならなくなったので、不本意ながら書くのを諦めてしまいました。


その代わり、私はこのブログで自分が依頼した弁護士、セカンドオピニオンで相談した弁護士について、詳細に書かせていただいております。



それはネットで検索して必要な情報が少ない中で、実際に自分が依頼してどうだったか、弁護士は本当に必要なのかと依頼者側の私の体験談を通して知って欲しかったからです。


そんな中、つい最近Twitterからこんな情報を得ることが出来ました。

【2022年7月号】面会交流阻止で報酬を取る弁護士・新たに1名が”改心”し累計13名

法曹倫理委員会


実はこの13名の中に私の代理人弁護士だった方がいます。
最初これを見た時はビックリでしたが、後からあの先生ならやり兼ねないなと妙に納得してしまいました。


面会交流については賛否あることは重々承知しております。
私はそれぞれの個別のケースにおいて判断が分かれるところだと思っています。


ですが、それを報酬化する弁護士を私は認めることは出来ません。


現にこの弁護士は、『離婚しないで不倫相手に慰謝料請求をする依頼は、割に合わないからやらない』と私にはっきり言いました。報酬に見合わない依頼は断るというスタンスでしたから、依頼者のために真摯に向き合う姿勢が全く感じられませんでした。


私の離婚体験記でもお話したように、調停で私の意向に沿って動いてはくれずに、最後は私に対して『こんなのの言うことは聞いてられない』と辞任すると私を悪者にして逃げようとしました。


私のように弁護士選びに失敗しないために、大事な要素として考えて欲しいこと。

・相談時にそんな奴とは離婚してしまえ!と煽る弁護士はやめた方が良い
・弁護士に依頼するときは、取り合えず行ける範囲の数多くの弁護士に会って、どんな着地点が良いのか案を出してもらうこと
・調停前に必ず打ち合わせを行うかどうか、事前に聞いておく


私は通うのに都合の良い、出来るだけ近い場所にある弁護士事務所を探していましたが、結果あまり自分が良いと思える弁護士に巡り合うことが出来ず、迷っている間に元夫が警察沙汰を起こして急いで契約してしまったのが災いの元でした。


弁護士も商売ですから、最初は親身な顔をして決してボロは出しません。最初に離婚すべきか悩んで相談に行った時に『そんな酷い奴とは早く縁を切ってしまえ!』と離婚を煽る発言をしていました。


今思えば、それは私のためではなく、自分が契約をすると得をするから、わざとそう言ったんだなと分かります。書面も誤字脱字が多く、調停前に打ち合わせもしないし伝えていたことも忘れていたりと、そこからちょっと不信に思い始めてました。


調停途中で納得がいかないことが多々あり、意を決してちょっと足を延ばした、片道1時間から1時間半の範囲でセカンドオピニオンを推奨している弁護士を探して相談に行ってみたら、その中でとても親身になってくれる弁護士に会うことが出来ました。


ちょっと聞いた質問に対して、いくつも答えが返ってきて、どういう結果が私にとって一番良いのか、色々な提案をしてもらいました。初めて弁護士さんが私の為に動いてくれるってこんな感じなんだなって実感出来てとっても嬉しくなりました。


近くにそういう弁護士さんが居てくれて依頼出来たら一番良いのですが、なかなかそう上手く行くものではないですね。


もし近くに良いなと思える弁護士が居ない場合は、ちょっと遠いところでも行ける範囲で広げたら見つかる確率が高くなると思います。


もしくは、私の場合セカンドオピニオンをしてくれる弁護士さんの方が真摯に対応してくれていると感じましたので、対応している先生を探してみても良いかもしれません。


それと調停前の打ち合わせは欠かせないと思います。
打ち合わせの必要がない場合もありますが、最初からしない前提の弁護士は、依頼者の意向に沿って動こうと考えていない可能性があるので、私からはあまりお勧めできません。


以上、私が現時点で重要だと思える弁護士を選ぶ際のポイントをお伝えしました。
迷っている方の参考になれば嬉しいです。

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