この第7回離婚調停で離婚成立したことについては、『離婚が成立した日』この記事にすべて記載しています。
調停の内容はこの記事をご一読ください。
重複してしまう部分も多いので申し訳ないですが、ここではこの記事の書いていない部分、また特に強調したいところだけを2回に分けて、詳しく書かせていただきます。
繰り返しになりますが、私はこの日に離婚が成立するなんて夢にも思っていませんでしたし、前日の対案書面の内容から、闘う気満々、臨戦態勢で臨みました。
この調子じゃ、不倫したことを謝罪した手紙なんか書いて持ってこないだろうし、そうなったら話し合っても無駄だし、この際調停も取り下げちゃっても良いやとかなり短絡的にも考えてました。
ただ、最初にケチをつけてくるのが元夫の常套手段です。
いつも必ず初めに『俺は気に入らない』『俺はそうは思わない』と強く言っていたくせに、後から『やっぱりこれ良かったね』『yumikoの方が正しかった』と平気で変わります。
だから自分に都合が悪くなると、何事もなかったのように済ませるかもしれないと、実際調停に行く直前、私の母にその不安を口にしていました。
でも正々堂々と対案を裁判所に出してきているのだから、そんなふざけた真似はしないだろうとその不安を打ち消して調停に臨んだのですがその不安は的中、案の定の結果でした。
でも前の記事には書かなかったのですが、弁護士があの元夫の対案を見ても全然怒っていなかったんですよね、、、本当に驚きでした。
私だったら、自分が一生懸命書いた原案にあんな風に二重線引かれて、自分の名前の上に相手の名前の印鑑が押されていただけで激怒するところですが、弁護士は全然へっちゃらだそうです。
弁護士が言うには、普通対案というのは、相手側の弁護士が自分で全て、自分側に都合良く練り直して作成するもので、相手側の文章に乗っかって訂正してくるのはむしろ思う壺、いかにも素人丸出しで笑えるものみたいです。
私達一般人とは見方が全然違うようで、勉強になりました。
だから、元夫が『ただちょっと文句を言ってみただけだ』との回答だったと聞いて、めんどくせぇとは言ったけどすぐ引き下がれたんです。
私の方はそう簡単に許せるはずはありません。やっぱりそう来たかと思う反面、人をバカにしてこの野郎!と同時に怒りが爆発、この落とし前はきちんとつけてもらわないと気が済まないと思いました。
次に驚いたのは、元夫が書いてきた謝罪の手紙を読んで、弁護士が100点満点だと言ったこと。
内容は、カトリックの厳格なカテドラル教会で結婚式を挙げたのに最後まで一緒に添い遂げることが出来なくてすまなかった、これから娘達と仲良く暮らしてください、と書いてあるだけで、私が要求している不倫したことの謝罪が一言も書いていません。それのどこが満点なのか、全然意味が分かりません。
私が不倫の謝罪文がない限り離婚出来ないと不満を言うと、だんだん喧嘩腰のように私を責める形になっていって、私は途中どうしたら良いか分からなくなりました。
そしてこの後に一番衝撃だったこと
前の記事から抜粋します。
ここからが弁護士が私の味方にならなかったという現実です。
調停委員の前で、弁護士は私のことを『こんなの』と呼び捨てにしたのです。こんなのの要求は聞いてられないと宣いました。心の中で言うならともかく、何で調停室で調停委員の前で言うのか、これが弁護士の正体なのでしょうか。
クライアントのことを『こんなの』と調停委員の目の前で言う弁護士の方がよっぽど心外です。
調停室から帰ってきて、控室の椅子に一緒に座った弁護士は一言も口を利きません。私はこの条件でならば承知できると相談したかったのですが、ぶすっとした顔でどこかへ行ってしまいました。
まさか、自分の弁護士が私のことを貶めてくるなんて、予想外の出来事でした。
自分の都合が悪くなると依頼者を見捨てて逃げるってことって、普通に弁護士さんにはよくあるのでしょうか。
少なくともセカンドオピニオンで相談した弁護士さんは、こんなことをするとは思えません。
また後に触れますが、今現在この弁護士の口コミ評価はとても悪いですし、私と同じ思いをされた方も多いようです。
次回は、なぜ弁護士がそのようなことを言い出したのか、そして私がその状況下での心境、どのような条件を出して離婚出来たのかについて、より詳しくお話したいと思います。
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