弁護士に正式依頼する

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弁護士が微笑んでいる
笑うとこんな感じの弁護士です

警察沙汰になった日の翌日、私と長女、次女と三人で約束した夕方の時間に弁護士事務所にうかがいました。
離婚を考えてから何軒かの弁護士事務所に相談に行き、いざお願いするかどうかとなった今、最終的に同年代のお二方の先生のどちらか、かなり迷ったのですが、一番最初に相談した先生の所に決めました。


理由は以下の3つになります。

  1. レスポンスの早さ 事務員の対応がしっかりしている
  2. 着手金+成功報酬の差
  3. 行きやすい場所にある

これらの条件を考えなければ、もう一方の先生にお願いした方が良かったのですが、何が問題だったのかと言えば、連絡が取りずらいのが一番の難点でした。
一番最初に電話した時は、呼び鈴はずっと鳴っているのに誰も出て来ず、それでも諦めず時間差で何回かけても同じ状態、、、。仕方がないので、ホームページの問い合わせフォームに相談事項を書いて送りました。その後連絡を待っていましたが、一向に何も返事はない状態がずっと続きました。



もうこの先生はダメだと諦めかけた頃、やっとメールで返事が来ました。本当にこの時はホッとしました。
なぜこの先生にお願いしたかったかというと、東京地方裁判所から司法委員として選任されていて、より裁判所には強い方だと思ったからです。
なにせ、元夫は〇〇公務員で、法律を作ったり守ったりする仕事をしていて、元々弁護士をバカにする気質もある人だったので、より万全に責められる弁護士が良いと考えました。



でも、やはり今回のように思わぬ事件が発生して、すぐに相談したいという場合、連絡が取れないのはかなりのマイナス要因です。一度その先生の事務所に相談に行った時、なぜ最初の時にいくら電話しても誰も出なかったのかが分かりました。
それは事務員の女性が私達が相談している部屋に入っている間、どなたかと休憩に行ってしまって、ずっと電話が鳴っていても無視だったのです。これでは、私的には完全にアウトです。



どうやって連絡を取っているのかと気になっていたら、どうやら依頼者には、先生の携帯電話に直接連絡をさせているようでした。一度どんな様子か心配で連絡したと先生の携帯から直々お電話をいただいたことがあったのですが、私が色々お話しようとしたら、今裁判所にいるので時間がないと言われて、何かあったらこの電話に直接連絡してくださいと言われて、せっかく相談したいことがあったのに、いそいそと切られてしまいました。



でも私には直接弁護士の携帯に電話する勇気はありません。もし裁判中だったり、他の人の相談中だったらと思うとやはり躊躇してしまいます。それにもし早急に相談したいことがあっても、連絡がつかないのは精神的に辛いと思います。なので私としては、やはり事務所の事務員の方が、弁護士に相談した方が良いか判断して下さって、内容を的確に弁護士に伝えてくれる方が、同じ連絡待ち状態でも安心していられます。



それに弁護士費用についても、離婚調停を申し立てる場合、着手金は同額でしたが、成功報酬が10%と15%と大きく違いました。私の場合は元夫からもらう額が相応にあると思ってましたから、この差を大きいと感じました。
どちらの事務所も最寄り駅からすぐ近いところにあります。


私が決めたお願いした弁護士は、まだ夫の不倫で離婚すべきか悩んで相談に行った時に『あなたにとってお嬢さんたちは財産です。ご主人はいくらお金を出したって買えるものじゃない、それだけでもあなたの方が幸せです』と言ってもらえて嬉しく感じました。



もう迷っている暇はありません。弁護士は警察に通報した事情も様々聞いたうえで、引き受けると言ってくれました。
長女も次女も、もう元夫とのLINEのやり取りに疲れ果てていて、長女は『お母さん、もうお願いだから弁護士の先生にお願いして!』と強く訴えてきました。
弁護士に相談している間にも、元夫からのしつこいLINEが来ていました。



私は弁護士の前で娘達に問いました。
『私は離婚したいと思う。だけど私が独りになったら、将来あなたたちに迷惑を掛けることになってしまう。それでも本当に良いの?』
ふたりの目をしっかり見て聞きました。二人の返事はこうでした。



『それは全然構わない。あいつといる方がよっぽど迷惑だよ!』
この返事でもう迷うことはなくなりました。



こうなることを予想して、しっかり着手金は準備して持って行きましたので、その場で即委任契約となりました。
弁護士からは、LINEのやり取りを見て、こんな輩とは話をしても無駄だから、家裁に離婚調停を申し立てますと言われました。元夫とは話しても無駄、、、私もそれはその通りだと思いました。
そしてすぐに受任通知を作成して、私達が事務所から自宅に帰る途中で私の携帯に送って下さって、すぐに元夫宛てにも内容証明として送ってくれました。
この辺の仕事の早さには感服しました。

受任通知の内容です。

〒〇〇〇-〇〇〇〇
東京都〇〇〇〇~住所~
〇〇〇〇(元夫)殿                        
                     受任通知

前略
 当職は、今般、〇〇yumiko殿(以下yumiko殿と言います。)より、貴殿との離婚問題についての依頼を受け、受任したので、yumiko殿の代理人として貴殿に対し、以下の通り通知致します。
 yumiko殿と貴殿の離婚及びその条件については、家庭裁判所の離婚調停で調整することが相当と判断しましたので、当方から離婚調停を申し立て致します。現在、当職において、東京家庭裁判所への調停申し立ての準備を行っておりますが、申し立て完了後、同裁判所から貴殿宛てに調停申立書類等が送達されますので、同裁判所が指定する期日にご出頭下さい。
 なお、本件に関するご意見やご連絡事項が御座いましたら、全て当職宛てに頂きますようお願い致します。貴殿からyumiko殿及び長女・二女に電話、Eメール、LINE等手段を問わず直接連絡されること、及び、yumiko殿の住まいに訪れる等面談の強要は固くお断り申し上げます。警察には相談済みであり、万が一、貴殿がyumiko殿の住まいに来られた場合は、警察官が速やかに臨場することになっていると共に、法的手続きを取る用意もありますので、ご承知おきください。
 以上、ご通知申し上げます。
                                           早々

令和2年9月〇日
                   〒〇〇〇-〇〇〇〇
                    東京都〇〇〇~住所~
                     〇〇〇法律事務所
                     〇〇yumiko殿代理人
                   弁護士 〇〇〇〇〇


この通知を見た時はホッとしました。
これで、ようやく元夫が家に来たり、LINEのやり取りからも解放されると、娘達も胸を撫でおろしました。



でもこの内容証明が元夫に届いた後、早速弁護士事務所へ元夫から電話があったそうです。
元夫が話す内容が弁護士にもちんぷんかんぷんで、更に私と娘達を呆れさせました。
次に、元夫から来た長いメールを全文公開します。


弁護士については、この記事もぜひ参考になさってください。

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