母の介護支援とそのしくみについて

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母は2013年に肺腺がんと診断され、その後抗がん剤治療、放射線治療、分子標的治療など様々な最新治療を経て現在に至ります。


最初に肺に癌が見つかった時は、母は全然自覚症状もなく、かかりつけ医に肺に影があるからと言われるまで全然気付きませんでした。


母はタバコを吸ったり、空気の悪いところに住んでいたわけでもありません。後で聞くとそういう特に原因が見当たらない方が肺癌になってしまう、それも特に女性が多いそうです。


ちょっと理不尽ですよね、、、


今年春先から抗がん剤が徐々に効かなくなり、次に免疫チェックポイント阻害薬を使ったのですがこれも効果がなく、どんどん癌が広がってきて、とうとう呼吸が肺に血栓が多数出来て危ない状態になり緊急入院。


入院中に血液をさらさらにする点滴を受けて状態を良くしながら、遺伝子レベルの検査をしてもらい、別の分子標的治療薬が効く可能性があると分かり、退院する少し前からその薬を服用して退院後も家で様子を見ていました。


すると食欲も出て来て元気になってきて、退院してすぐの外来では肺に広がっていた癌が少し縮小していて、はっきり効果が認められました。


ホッとはしたものの、いずれはその効果もなくなって、終末医療、緩和ケアにいくことは間違いありません。


今はがん専門の病院に通っているので、病院からはそろそろその準備をしておいた方が良いと言われて、要介護認定を受けて介護保険サービス、つまり自宅で看護や診療を受けたり、緩和ケア病棟のある病院にすぐ入院できるように手筈を整えておくように指導されました。


病院のソーシャルワーカーさんにも相談して、他医療機関との連携のサポートもして頂きました。
要介護認定の流れはこうなります。

STEP
介護保険認定申請書を各自治体に提出

65歳以上は原因に関わらず申請出来ます。
40~64歳の方は特定疾病が原因で介護や支援が必要となった方が対象です。交通事故や怪我、特定疾病以外が原因の場合は介護保険の対象になりません。

STEP
認定調査員が被保険者の状況を調査し認定調査票を作成

認定調査員の方が自宅に来て母の様子を見ながら色々質問されました。
その調査結果の報告書を基に審査されます。

STEP
主治医に意見書の作成を依頼

主治医に今の病状についての記載書類の提出が求められます。
医師がお忙しい時は提出されるのが遅くなる場合もあるそうです。

STEP
介護認定審査会による判定

認定調査票と主治医意見書をもとに介護認定審査会で要介護度の審査・判定をします。
認定は要支援1・2から要介護1~5までの7段階および非該当に分かれています。

STEP
判定結果を通知

申請から認定までは原則30日以内に行うそうですが、母の場合は2週間ほどで届きました。母の結果は要介護2でした。

STEP
介護保険サービスの利用開始

介護サービスを利用する場合は、介護サービス計画書(ケアプラン)の作成が必要となります。
「要介護1」以上の介護サービス計画書は介護支援専門員(ケアマネジャー)のいる市区町村の指定を受けた居宅介護支援事業者(ケアプラン作成事業者)へ依頼します。ケアマネの指示で訪問看護、訪問診療医師などの紹介を受けて契約します。


母の場合は病状がいつどうなるのか、薬の副作用によって激変するので、大急ぎで手配していただきました。


迅速に対応していただいて心から感謝しております。


今はケアマネジャーさんに訪問診療専門医院やそこと連携の取りやすい看護ステーションを紹介してもらい、病院から退院したその日に早速来て頂いて契約しました。


訪問医療医院の先生や看護師さん、ケアマネジャーさん、訪問看護ステーションから数名、我が家のリビングに総勢10名くらいが集まり、今後の母のケアのことを皆さんで確認してました。


これで何か母の体に異変が起きても、24時間いつでも連絡が出来てすぐに診て貰えるので安心です。


週に1度、先生が母の体の診察して、看護師さんはお風呂に入れてくれたり様々なケアをしていただいて、とても有り難いと心から思いました。


今回初めてこのような介護保険サービスの仕組みを知りました。
ぜひご参考になれば幸いです。

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