元夫の開示した通帳に不倫女への送金記載があった!

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私が調停を欠席したせいで、私の意向とは全く逆方向に、舵を切って動き出してしまいました。
調停委員も弁護士も簡単に解決する案件だと決めつけてさっさと終わらせようと、コロナ禍にも関わらず、調停期日を5月から6月のたった2か月間で、何と3回も入れてきました。



調停を短期間で円満に成立させれば、調停委員は高く評価されるそうですし、弁護士は時間を掛けず成功報酬が手に入ります。両者利害が一致したというわけです。私はもう誰のために調停に来たのか分からなくなってきました。
こんなことなら、元夫は最初から家のローンは自分が払うとずっと言っていたのだし、ローン完済後に家の名義変更させて、退職金2,000万円を折半するという条件を公正証書に残して離婚した方がまだマシだったと思います。



私は最初元夫と協議するために間に入ってもらいたくて、弁護士のところにお願いに行ったつもりでしたが、委任契約した途端『こんな奴とは話にならないから、すぐ調停申し立てしましょう』と勧めたのは弁護士でした。
その時は確かにこんな人格障害者に付き合うのは無理だろうと納得したのですが、実はこういう手口で〇儲けをするのが、この弁護士のやり方だったのですね。実際この弁護士に依頼して、協議のつもりがあれよあれよと調停、裁判まで行って、最終的に良い結果に繋がらなかった、と後悔している依頼者もいました。



でも、ここまで来て後悔したところで何も始まりません。まだ調停を続けるかどうか迷いはありましたが、元夫が調停委員に家のローンを完済して家名義を全て私に変更すると言ったと聞いて、内心ホッとしてました。調停委員や弁護士にとっては驚くべき良い条件なのでしょうが、私からしたら至極当然のことです。



調停途中で気が変わらないかと気を揉んでいましたが、調停に来るのが億劫になっていたのは、元夫も同じだったのでしょうね。ローン完済を認めないと私がそれでは承知しないと観念したのでしょう。これで家のことについては一切争いはなくなりました。




あとの問題は、元夫がどれくらいの金額を持っていて、株をどれくらい保有しているのかですが、私は元夫が家計を握っていたので全く知りません。手取り月々50万くらいの給料が銀行口座に振り込まれ、そこから、1週間現金3万円ずつ食費として手渡しされ、後は住宅ローンや光熱費、クレジットカード払いその他諸々口座から引かれても10万以上は余ります。ボーナス時もローンで30万ほど引かれますが、後はこれと言って特に使った覚えはありません。



それに私の両親も元夫に気を遣って、娘達にお金が掛かるからと二世帯分の光熱費を10年間負担してくれたり、私も長女の中高一貫校の学費を全て支払い、家の家具も全て私持ちで、家計への負担を出来る限り減らしていました。私や両親が出してくれた金額は大雑把ですが1.500万を越えます。でもそれは元夫を信頼して、将来家族のために少しでも貯めておいて欲しいと願ったからです。なので、十数年間かなりの金額を貯めていたはずです。



私もその間、元夫に確かめなかったわけではありません。家計口座の通帳だけですがずっと預かっていたので、出掛けたついでにたまに記帳していたのですが、お金が貯まるとなぜか必ずキャッシュカードで数回繰り返し引き出されていました。食費を引き出すにしては多い金額だなとずっと気になっていました。



でもきっと別口座に分けて貯蓄してくれているんだろうと勝手に思ってたので、キャッシュカードでお金が下ろしてあるけど、それはいくら貯まっているの?と聞くと『下ろした金は出張費の先払いに使っているだけで、全然金なんて貯まってない、本当は株をやって増やしたいけど、資金がないからやれない』と言い張って嘘を言い続けていました。足りない時はここから金を下ろしていると、目減りしている自分の貯金通帳を私に見せてきたこともありました。そうやって私を信じこませて騙して、着実に私腹を肥やしていたんだと思うと腹が立ちます。



別居後、何かないかと元夫の引き出しを探したら、証券会社の株取引履歴の書類が出てきて、それで株をやっているのが分かりました。7~8年前のものだけでしたが、その時点で500万以上使って株取引していました。この時点で500万以上ということは、その前から株をやっていたことは想像に難くありません。最近のものはいくら探しても出てこなかったので、ネット証券で取引きしてスマホで確認していたのでしょう。



ですので、株を含めて、引き出していたお金はどこに行ったのか、どう使っていたのかなど徹底的に調べる必要があると思っていました。恐らく弁護士が想像できないようなお金を貯めているのではないかと私の中でずっと疑念を抱いていました。



ところが弁護士は『元夫さんはそんなに収入が高くないからね、財産はそんなに持っていないでしょう』なんてまた言ってきます。
でも別居時点での元夫の年収は1,100万円ありましたが、それって世間的には低い収入なのですか?
年収1,100万円で低いなんて言ったら、依頼者の私の収入なんかゴミみたいなものですね。それでも結婚してから今まで頑張って数百万円貯めてましたよ、、、もし私に元夫くらいの収入があったら、確実に数千万貯める自信はありますけど、、、



そんな弁護士をよそに、どんな財産開示をするのかと身構えていた次の調停直前に、裁判所に提出されたという、元夫が財産開示と称した数枚の通帳のコピーが弁護士から送られてきました。次回調停は2週間後と期間が短いので、お互いに間に合うものだけ提出することになっていました。
通常通帳は表紙、表紙裏の口座番号が分かるところ、別居時点の残高が分かる取引履歴のページをコピーする、保険は保険会社に連絡して別居時点の解約返戻金を書面で出してもらう、株は証券会社から残高報告書を取り寄せる必要があります。



提出されたのを見ると、別居時点でいくつかある元夫の口座の残高は全部足してもたったの50~60万円ぐらいしかありません。それに、どの口座にも証券会社との取引履歴もなければ、特に残高が増えていたものもありません。別居直前に300万程度通帳にあったお金をキャッシュカードで数回に渡って下ろされてます。そのお金はどこへ消えたの??短期間でそんなに使ったものはないはずです。まだ全部の口座を開示していないるわけではないので何とも言えませんが、提出された通帳には今の給料が振り込まれている記載が一切見あたらないので、消えた300万を含めて別口座にあるのは確実でしょう。



これでますます財産隠しの疑いを濃くしました。そもそも五十面下げた男がこれしか貯蓄がないなんて、嘘だってことは下手すれば小学生だって分かります。元夫からすれば、あれだけ頑なに金はないと私や娘達に言い続けた手前、今更本当のことは言えなかったんですね。
最初から正直に言うはずはないと思っていましたが、まさか50万とは、、、せめて500万円程度で出してくれば信憑性があったものを、、、正々堂々とこんな金額を出してくるなんて、本当に頭悪い人ですね。



それに更にビックリしたことがあったんです。
その通帳に記載されていた取引明細のところをよくよく見ていると、何と、不倫女へ10万円送信した履歴が残っているではありませんか!!




以前にも元夫が不倫中に女へ65万円を送金していたことがあって、それと見間違ったのかと何度も目を見開いて、娘達にも見せて一緒に確めてもらいましたが、間違いなくあの女の名前『〇〇〇〇ミ』とカタカナでくっきり印字されており、最近の日付で送金されていました。何で調停中にあからさまにそんなバカなことをしたのか、私には見当もつきません。



あえて私が想像すると、前回の調停から次の調停まではたった2週間しかありません。調停に間に合うようにと焦って、他の書面が来るのを待って職場でコピーし、よく確かめないもしないで慌てて裁判所に送った結果、自ら不倫相手とまだ繋がっている証拠を提出する形になってしまったということでしょうか。



後から考えると、ここで潮目が変わった気がします。



元夫は、せっかく住宅ローンを完済して、家の名義を全て妻に変えると言う、調停委員がビックリするような奇特な人を演じていたのに、本当はその裏でまだ不倫相手と仲良く繋がっていると自らネタ晴らしするという失態をしでかして、勝手に地に落ちてくれました。

やはり嘘なんてつくものじゃありませんね。




元夫はそれでも懲りずに次の調停で嘘をつき続けますが、勝利の女神は最後は正直な側に味方してくれるようです。
まだまだ闘いは続きます。

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