第3回離婚調停 住宅ローン返済と財産分与について 

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ぼっち

何で裁判所に来てしまったんだろう、、、来てはいけないところに来てしまった、私にはもうどうすることも出来ないのか、これからどうなってしまうんだろう、、、本当に後悔と不安な気持ちが一気にふつふつと沸き上がってきました。



お金を払って雇った最大の味方だと思っていた弁護士も敵だったという事実。



本当にパニックになりました。信頼している依頼者に平気で嘘をつくなんて、衝撃過ぎて言葉も出ません。
私は完全に弁護士選びを失敗してしまった、悲しい現実、慎重に選んだつもりだったのに本当に情けない、、、元夫にも、助けを求めた弁護士にも裏切られて、我慢強い私もさすがにこれは耐えられない、、、



私は一人深い孤独の闇の中にいました。誰にも助けてもらえないという孤独、、、
でも調停委員も弁護士も私のそんな気持ちをよそに、退職金問題が終わると次々と財産分与について、話を進めていきます。
私はこの時、心の中を悟られないように必死に冷静なふりをしています。



一番の問題は住居、つまり今私が娘達と実母が住んでいる家、元夫が住宅ローンを支払っている二世帯住宅をどうするかということ。
元々私の実家を建て替えたため、土地は私と実母、家は元夫7:私3の名義になっています。オーバローンのため、家を売ること出来ません。結局元夫が住まない家の住宅ローンを払い続けないといけないという複雑なことになります。



このことについては、当然弁護士にも事前に相談しているのですが、答えは住宅ローンは元夫が払うべきこと、土地と家は切り離せないから売ることは出来ない、家は私の仕事場にもなっているため当然私が住むべきものだと言われていました。
住宅ローン返済表を持って行った時にも再度弁護士に確認しています。


元夫は不倫以前、10年以上前から『娘が二十歳になったら俺は出て行く、その代わり住宅ローンは最後まで支払うから』と何度も何度も言われ続けていました。俺がこうなったのはお前のせいだ!お前との結婚は失敗だった、お前なんて死んでも構わない!などモラハラ発言を繰り返されて、その後元夫の不倫発覚してお話した経緯で調停に至っています。



それに元夫の代わりに、長女の私立中高一貫校の学費、二世帯分の光熱費、自家用車の購入代金、家の屋根壁塗装費用、家具一式諸々合わせて1,500万円以上私や両親が負担しています。それもこれも元夫が家計を管理していたため、出来る限り元夫の方で将来家族のために使うお金を貯めて欲しいと願ってやったことです。
でも元夫はそんな私達家族の信頼を裏切って、家計口座から多額のお金を引き出し、自分の隠し口座に移していたことを後に私が自力で証明します。



住宅ローンについて、調停委員から『住宅ローンは元夫さん一人が支払うという契約になっていますか?』と聞かれ、私は弁護士にも確認を取ってあったので『はい、そうです』と迷いなく答えました。
隣に座っている弁護士にも同じ質問をされましたが、何となくそわそわとした感じでさらっと返事していました。
この時感じた通りあとで弁護士が嘘を言っていたことが分かります。



この後、調停委員からまた衝撃の発言を聞きます。『元夫さんが住まない家のローンの支払いを続けていくことになると、その分をあなたが貰う財産分から支払う必要があります。それに元夫さんから、今まで支払っていた分も請求される恐れがあります。』



は?!そんな話一切聞いていません。
どの弁護士に相談に行っても、元夫が払うべきもので、あなたは負担することはない、それに〇〇公務員がローンの支払いを滞らせて、ブラックリストに載るようなことをすることもないだろうとの見解でしたが、、、もう顔面蒼白でその後、どんな話をしたのか覚えていません。



何となくメモしていたのを後から見ると、お互いにどのくらいの財産があるのか、次回までに貯蓄や保険の解約返戻金などの金額を調べて提出するようにと書いてありました。
次回の調停はお互いに財産開示ということになったようです。



申立人控室に戻り、弁護士が何やら調停委員が話したことについて説明をしていましたが、私の耳には全く聞こえてきません。だってもうあなたは私の味方ではありませんから。



もう私は調停に来ることをやめようと思いました。
婚姻費用を貰い続けてあと数年我慢してお金を貯まったら離婚すればいい、そうしたら家のローンもかなり少なくなるし、退職金も普通に貰っているかもしれない、今度は元夫から調停を申し立ててもらえば良いし、その時は弁護士はいらないし私一人で来れば良い、その方が有利に離婚出来ると裁判所から教えてもらったような気がしました。



ただその間、元夫の気が変わりはしないか、もし数年経って不倫女と上手く行かなくなって、やっぱり離婚したくないと言い出す可能性がある、そうしたらあの時離婚しておけば良かったと後悔しないか、早くあんな男と離婚した方が幸せになれるんじゃないかとふとそんな考えも浮かんできました。



帰宅すると、私はネットで色々と調べてみました。
そうしたら、いましたいました!同じように弁護士で苦労している方々が!!しかも私よりも酷い対応をされている方が大勢いて、やはり弁護士選びは大切なんだと改めて実感しました。住宅ローンについても調べましたが、家をもらう方が住宅ローンの残債を全て支払うというのも納得がいくものではありません。



次回の調停は元夫の都合で後約2か月近くあります。このまま調停を続けるべきかやめるべきか、また住宅ローンのことなどどのようにしていけば良いのか、第三者の意見を聞きたくなりました。



やはり餅屋は餅屋、聞くべきところは弁護士事務所しかありません。
詳しくは、次にお話ししたいと思います。


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