第1回離婚調停期日決定

  • URLをコピーしました!

離婚調停と婚姻費用分担の請求の調停を家庭裁判所に申し立てをして間もなく、弁護士事務所より裁判所の方から第1回目期日候補日の連絡が来たとのことでした。
コロナ禍で調停は遅れ気味と聞いていたので、意外と早い連絡で驚きました。



候補日が5つ、10時からか13時10分からのどちらかに設定されていました。私は一番早い日時の希望を出して、弁護士の予定と合わせてその日に決定しました。申立ての申請をしてからわずか一か月です。
婚姻費用を減らされていたので、早く調停が始められるのは、とても有難いことでした。



それに元夫からの嫌がらせが次々と始まっていました。
元夫名義の車やガス電気水道その他保険等の名義変更、早く自分の荷物の運び出したい等の様々な要求を弁護士にいちいち言ってきて、保険会社とのやり方が悪いだとか、もっと弁護士として頭を働かせて対応しろだのと文句の嵐。
特に一番嫌だったのは、家の車で自分の荷物を数回に分けて運びたいと言ってきたことです。



再三、誓約書を書かない限り家には入れないと伝えてあるのに、自分が家に入って荷物をまとめて車で運ぶと言って全く聞きません。元夫の荷物は私がすべて整理して、使っていない部屋にまとめて置いてあるので、元夫が家に入っても、どこに何があるのか分からないようになっています。なので前に一度、私から業者を呼んで運んでもらうと言ったのですが、それはまだ早いとか言って拒否されたので、それ以後弁護士とも話して、調停で話した方が良いと放置してました。


そうしたら弁護士宛てにこんなメールが来ました。

元夫

今は私が「荷物を持ち出させて欲しい」ですが、
そのうちそちらが「早く荷物を持っていって欲しい」に変わる日がやってくるはずです。
 
そうならないようにするためには、業者で云々の話以前に、
まず私が自宅に入って、どれが私の物か、持ち出すものがどれくらいの分量か、それらを判断した上で箱詰めを先に行う、ということを、
私に余裕があって元気なうちにやっておくことが、本当は大切なのです。
 
私が何度も荷物の話を持ち出したのは、そうしたことを「予見」しているからであって、ですからこの点をぜひご理解願いたいところです。
 
さらに言えば、そうしたことを予見して不都合が生じないよう間に入るのが、(実務に優れた)専門家たる代理人の役割だと私は思っていますが、
あとは言うのをやめておきます…。

思わず笑っちゃいました。
とっくに荷物運び出そうと業者を手配しようとしていたら、拒否してきたのはあなたでしょ?
それにあなたがため込んだガラクタや使えないものが相当量あるから、とても一人で運ぶのは無理だよ、、、(実際に離婚後、大きなトラックで引っ越し業者さんが3人がかりで朝から午後までかかって荷造りして運びましたから)だから何度も業者に頼んでって話しているんだけど??
もうこれ以上話しても無駄だから調停で話そうとしているのだけど、予見してって何を今頃言ってるの?!




調停で元夫に家には入れないとしっかりくぎを刺してもらわないといけないし、また嫌がらせをされても困るので、弁護士とは綿密に打ち合わせをしなければと思っていましたが、難点がひとつ。
弁護士事務所に聞いたところによると、調停前の打ち合わせは、私の代理人弁護士は基本しない、依頼者が必要なら言って下さいとのこと。これは最初から聞いていませんでした。
弁護士によっては、事前打ち合わせは必須だとおっしゃる方もいます。私はこれは至極当然のことだと思います。調停で話して、私と弁護士の意見が違っていては困りますし、調停前から相手の出方を予想して、しっかり作戦を練っておかないと、あんな人格障害者とは戦えません。



最初に確認出来れば良かったのですが、あの警察沙汰からすぐの依頼で、そこまで細かく聞くことは出来ていませんでした。今にしたらよく分かるのですが、私の弁護士は面倒くさいことはなるべくやりたくないスタンスの弁護士だったのです。



それに私の希望に従うというより、自分が良いと思う方向に解決したがる先生でした。私が色々お願いしたことを全てやってくれなかったのは、そういうことだったのだと後から分かります。
事前打ち合わせがないことが分かってから、これは弁護士にだけ頼ってはダメ、先生はあくまでの私の補助、基本は私自身で戦わなければいけないことを覚悟しました。



結果、この覚悟は後に見事に功を奏しました。
もし弁護士選び迷われているなら、この事前打ち合わせがあるかどうかも確認しておいた方が良いかもしれないですね。




私はとても不安に思ったので、第1回目の調停前の打ち合わせはこちらから予約しました。
心構えから服装まで全て聞きました。
弁護士からは『不倫に悩んでいる妻らしく、目の下にクマを作ったような、疲れたような感じで』
『服装はとくに気にしないで良い』
『元夫に会わないように、早めに裁判所の申立人控室に入るように』とアドバイスされました。



調停では、調停委員から聞かれたことに対して、主に私が答えるのではなく、弁護士が私の代わりに話すというスタイルのようでした。これは後で調べたら、主に本人が喋って弁護士がフォローするスタイルもあるようで、その弁護士によってやり方が違うようです。



最初は緊張して何を話せば良いのか分からないので、主に弁護士が対応してくれると聞いて、少し気は楽になりました。
余計なことを話して、こちらが不利になることは避けたかったので、初めてでも安心です。



調停の前日までには、調停に持って行くものをしっかり準備しました。
どんな調停になるのか、不安で夜はなかなか眠れませんでした。



よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次