離婚調停の申し立てをするために弁護士事務所で必要な書類を教えていただきました。
まず、私の方で作成しなければならないのは事情説明書、いわゆる陳述書と言われるものです。
陳述書とは、なぜこの申し立てをしたのか、夫婦が結婚してから別居に至るまで、その理由や経緯を時系列にまとめて書面で裁判所に提出することによって、裁判官や調停委員先に事前に詳細にお伝えしておくものです。これはワードで作りました。
これを出すか出さないか迷われると思いますが、私の場合は相手が人格障害を持つ、人を騙すことに長けている人間なので、弁護士の方からはタイミングを見て出すから、書いておいて欲しいと言われました。
それからあと一つ、元夫のモラハラ発言や不倫したことを謝罪した証拠の音声データを裁判所に提出する際に、音声だけでなく、これを文字に起こして書面にする必要があります。これが反訳書です。この陳述書と反訳書を作成するのに、とても手間取りました。
陳述書は時系列に出会いから結婚、そしてそれまでの出来事を書いて、私はA4用紙で4枚程度にまとめたのですが、記憶を呼び起こすのに一苦労。日記に書かれていた記憶を呼び覚ましながら、それを読んで思い出す時に辛い感情が心の傷をえぐって、途中何度も書く手が止まってしまいました。
それでも何とか最後まで書くことが出来て、最後に出来上がった時は、娘達にも添削してもらって、弁護士にもとても分かりやすくて良いとお褒めの言葉をいただいてホッとしました。
反訳書は、まず音声の聞き取りが大変!!それに元夫と私と娘達の4人で喋っているのをそれぞれ聞き取って、それをドラマのセリフのようにひとりずつ書くのですが、声が重なっていると何を言ってるのかさっぱり分からくて、途中で投げ出したくなりました。聞き取れない場合、そこは☓☓☓☓と書けば良いのですが、音声が20~30分ぐらいの量でも作業はかなり手間取って、時間を割く作業でした。
ちょうど1週間仕事が休みの期間があったので、それをすべて作成する時間に使って何とか完成しましたが、本当に恐ろしく大変な作業でした。
私はスマホのソフトの録音だったので、無料のテープ起こしソフトをダウンロードして使いました。
👇私はこれを使いました
でも最近は、音声を文字起こし出来るICレコーダーもあるので、ここでご紹介します。
何とか1週間ほどかけて書きあがり、弁護士へ送りました。
その他の証拠、女の写真、メールの送受信履歴、日記、ポストに入っていた離婚届等、すべて弁護士事務所に送りました。
これで正式に離婚調停申立てを東京家庭裁判所に行いました。
これら書類を作成中に婚姻費用を勝手に減額してきたので、弁護士に言われて、婚姻費用分担請求の申し立ても同時に行うことにしました。
その間元夫は何を血迷ったのか、弁護士事務所に電話を何度もかけて、事務員さんが弁護士は今居ないといくら言っても『いるんだろう!』と執拗に鬼電してきて、外出して帰って来た弁護士に、これ以上すると威力業務妨害になると注意される行動に出てきました。また私達とのLINEでのやり取りをプリントアウトして送りつけてきました。しかも弁護士に向けて『調停前によく勉強しておくように』と付箋までつけて、弁護士を怒らせる始末、、、
弁護士曰く、元夫は『裁判所に行くのが、きっと怖くて仕方ないのだろう』と。
私は何も悪いことはしていないので、全然怖くはありません。
いよいよ離婚調停へと動き出しました。
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