元夫から弁護士へのメール

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怒っている男性
この顔元夫にそっくりです

弁護士から受任通知が送られてすぐに、元夫から先生へ電話があったそうです。
30分くらい先生と元夫は話したそうですが、全然話が通じないし、何を言っているのかさっぱり分からない、あれで彼はよく仕事をしていられるねぇと半分呆れてらっしゃいました。



たぶん、弁護士から言われたことに納得がいかなかったのでしょう。
このメールが弁護士に宛てに送られてきました。
ぜひ皆さまにも読んでいただいて、ご感想など聞かせていただけたらと思います。
ピンク色で書いているのは、私が読んですぐ思った感想です。

〇〇〇法律事務所

弁護士 〇〇〇〇〇様

〇〇〇〇(元夫)です。先ほどは、電話でご対応いただきありがとございました。追加の質問等を8点お送りしますので、ご検討の上、ご回答のほどよろしくお願いいたします。
8点も、、、ついさっき弁護士と電話で話したんじゃないの?

期限としては1週間程度を希望しますが、ご回答いただけるものから順次ご回答いただいても構いません。
いちいち期限を切るな!

また、1.の提案についてご賛同いただけるならば(可能であれば2.の質問もご教示いただければありがたいですが)、その他の質問等については留保させていただきますので、あわせてご検討ください。会議じゃないんだよ!

なお、任意の協議の開始後、協議が整う見込みがないとご判断されれば、調停の申し立てに移行されることに異論を挟むものではございません。なにぶん長文のため誤字脱字等があるかも知れませんので、ご疑問等がございましたら遠慮なくどうぞご指摘ください。

以上、どうぞよろしくお願いいたします。


(1.任意の協議による調整について(ご提案))

調停による調整のご提案をいただきましたが、任意の協議による調整について、改めてご検討いただけますと幸いと存じます。ホントにバカみたいに丁寧で気持ち悪い

調停にはさほど費用はかからないにしても、弁護士費用や調停不成立の場合のその後の訴訟費用等は相当なものになると推察します。また、調停には数か月、場合によっては1年以上の期間を要するものとも想像されます。こうしたことは、双方にとって経済的、時間的な不利益や心理的、精神的な負担を生じさせることはあっても、利益を生む要素は相当程度少ないのではないかと考えるところです。とりわけ私事を申し上げれば、調停や訴訟に対する心理的な負担を抱えたまま仕事を続けるには多少の不安を覚えていますし、私が弁護士を代理人として立てる費用があるのであればその分そちらの経済的保障の財源に充てることの方が合理的、合目的であると考える次第です。
あなたが自分の悪事を認めないから、時間とお金を掛けなきゃいけなくなったんだろーが!!それに家の塗装費用も払わない奴に弁護士費用だの言われたくないわ!!

仮に離婚することそのものについて争いが無いのであれば、任意の協議により金銭的な条件をはじめとする離婚条件を早期に詰めることが、経済的、時間的、心理的、精神的な面から利益を生じると考えられないでしょうか。

〇〇様(弁護士)は専門家であられ、このような事件での金銭的条件等について一定程度の相場観なりご知見を有していると推察いたします。私としては、yumiko殿のご希望が過大なものでない限り、誠意を持って真摯に対応する心づもりがございますので、今一度弁護士様からyumiko殿に、任意の協議についてご検討いただけないかご助言いただけるようお願い申し上げます。弁護士の方から話にならんから調停だって言われてるんだよ?

なお、任意の協議に応じていただけるならば、例えば、住宅ローンについては、私が責任をもって完済することをお約束する用意がございます。弁護士がそんなの当たり前だと言ってますが。


(2.調停による調整のメリットについて(ご質問))

調停による調整のメリットが私にあるとすれば、どのようなことでしょうか。例えば、公正証書の作成が不要になるということでしょうか。誠に勝手ながら、一般論で結構ですのでご教示いただければ幸いと存じます。

(3.私が所持していた家の鍵と車の鍵について(ご質問))

先日電話でお話したとおり、私はyumiko殿に強引に家の鍵を奪われて、自分の意志では家に入ることができず強制的に家を追い出された形で、現在に至っています。このように、私が所持していた鍵を奪って私を家から追い出す正当性はどこにあるのでしょうか。このようにyumiko殿が行った行為は、窃盗の罪又は強盗の罪にあたると考えますが、yumiko殿の見解及び弁護士様の専門家としての見解は如何でしょうか。また、私が所有者名義となっている車の私が所持していた鍵も、家の鍵と同時にyumiko殿に強引に奪われていますので、同様にご見解をご回答ください。
だから何度も罪にならないって言われてるでしょ??

なお、窃盗の罪に関しては、配偶者が罪を犯しても刑を免除されることは承知しておりますが、それは刑を免除されるだけであって、罪は罪と考えます。この点も踏まえてご回答願います。



(4.私が所持していた家の鍵と車の鍵の返却について(ご提案))

上記のとおり私が所持していた家の鍵と車の鍵を、私にご返却いただけないでしょうか。仮にこれらの鍵を私にご返却いただいた場合も、当面の間、鍵の使用目的は以下の①〜③に限定することをお約束いたします。

①家の鍵については、私の私物を私が整理して家から持ち出すため(当然のことながら、私が家に入る際には日時等について事前にご都合をお伺いします。)

②車の鍵については、私が家から私物を持ち出す際に運搬用として使用するため、及び、今後私が転勤により転居が必要になった場合に私の所持する荷物の運搬用として使用するため

③上記の他、代理人である弁護士様又はyumiko殿その他家人の承諾を得て、家に入る場合及び車を使用する場合

なお、私並びにyumiko殿及びyumikoの母殿の共有物である家の鍵(当然のことながら錠を含みます。)について、私を排除する目的で交換等を行うことは、共有物の保存行為には該当せず、管理行為に該当することから、持分の過半を有する私の同意なくして行うことは不法行為に該当しますので、念のため申し添えます。


(5.家にある私の私物について(ご質問))

yumiko殿はご承知ですが、私の私物の大半はそちらの家にあります。現時点の私の意志としては、私の私物を早期に家から持ち出したいと考えていますが、yumiko殿及び家人は、これまで、一週間か二週間に一度程度少量ずつしか持ち出させていただけませんでした(私の生活が安定するまでの間は一度に荷物を送りだされても対応ができないので、過去には、勝手に大量の物を送り付けることはやめて欲しいと申し上げたことがあったので、あえて「現時点」と表現させていただきました。)。

これら私の私物に関して、早期に私にお渡しいただきたいと存じますので、ご対応のほどよろしくお願いいたします。

その際、上記4.の提案をお受けいただければ、私自身で私物の搬出をしたいと考えております。しかしながら、そうではない場合には、私はどのように対応すればよいか、ご回答願います。

なお、とりわけこれから秋冬を迎えるにあたり、子細に入りますが、以下の3点については至急持ち出させていただきたいと考えておりますので、どのようにご対応いただけるかご回答願います。

①イトーヨーカ堂で購入してまだ一度も着用していないスーツ

②私が秋冬の通勤時に毎日着用していたハーフコート(ジャンパーと表現した方がわかりやすいかも知れません。)

③同じく着用していた黒いマフラー


(6.悪意の遺棄について(ご質問))

話は戻りますが、上記3.のとおり、私はyumiko殿に強引に家の鍵を奪われて、自分の意志では家に入ることができず強制的に家を追い出されました。先日の電話で弁護士様はその行為は悪意の遺棄には当たらないとのご見解を示されましたし、yumiko殿及び家人は(弁護士に確認した結果として)悪意の遺棄には当たらないと何度も私に回答してきました。

しかしながら、yumiko殿が私の意志に反して私が所持していた家の鍵を強引に奪った上で私を家から追い出したことに、正当な理由があるとは私はどうしても考えることはできません。しかも、コロナ禍の緊急事態宣言下の真っただ中において、住まいも確保していない私をおっぽり出す形(そのように表現しても過言ではないと考えます。)で家から閉め出した行為に、如何なる正当な理由があるのでしょうか。

私が強引に鍵を奪われた事実を勘案いただいた上で、改めて再度、yumiko殿の見解及び弁護士様の専門家としての見解をご回答ください。
さっきも似た質問してたよね?それに先生が違うって回答してるのに、なぜまた繰り返し聞くの?それに不倫っていう、追い出される最も正当な理由があるのを忘れてるのか?!


(7.調停を行う裁判所及び期日について(お願い))

東京家庭裁判所とのご提案をいただきましたが、私の現在の職場である〇〇〇県庁の近くに△△家庭裁判所があるため、調停の申立に当たっては、△△家庭裁判所を調停の場としていただければ私事ながら幸いと存じますので、ご理解の上ご検討いただきますことをお願い申し上げます。

なお、貴事務所及びyumiko殿におかれましても、△△裁判所までの方が交通の面から利便性が高いと存じますので、ご検討に際して参考にしていただければと存じます。
じゃあ何で婚姻費用の振り込みを減らしたの?何でわざわざ私と先生の神経を逆なでするようなことするのよ!自分の職場から近い裁判所に変更して欲しいんだったらさ、逆にお金増やしてこっちを機嫌良くさせればいいものを、、、あなた、人の気持ちが分からないからいっつも逆のことするんだよね。

また、期日については、私の仕事の関係から委員会が開催される日は、通例、委員会から私に対しても出席要求があり、どうしても職場を休むことができません(コロナ過の現下においては、出席要求の対象者が限定される可能性もございますが、通例、直前にならなければ決まりませんし、当日出席を求められる可能性も排除できません。)

現時点では、9月☓日、10月☓日、10月☓日、12月☓日及び12月☓日に、同委員会が開催される予定になっています。また、10月☓日も職務上外せない出張の予定が入っています。

仮に調停を申し立てられる際に、裁判所に対して除外日を申し出ることが可能でしたら、私のこのような事情を勘案いただければ甚だ幸いに存じます。
そんなこと出来るわけないでしょ??


(8.私の離職について(念のためのご質問))

私はこれまで、〇〇公務員としての仕事に誇りを持って取り組んで来ました。一方、妻のyumiko殿は、私に〇〇公務員の仕事を辞めるようこれまで何度も言ってきました。

これに対して私は、自分のやりたいこと、やるべきことは大体やり終えた感がありましたので、(yumiko殿に対する反感も多少ありますが)最近はそろそろ仕事を辞めてもいいかも知れないと思うようになり始め、その旨yumiko殿に何度か伝えたところ、無言で返されるというのが昨今の状況でした。
だってあなたいっつも『おまえがそう言ったからだ』って人のせいにするから、わざと黙ってたんだけど?

これからは、家族のためお互いの老後のため、そして仕事に対する遣り甲斐というよりも金銭面での貯えのためというのが、私が仕事をする今後の理由であったと言っても過言ではありませんでした。
それはあなた個人の懐だけの貯金でしょ??

しかしながら私は今、仕事をする理由を失っています。それに加えて今後訴訟となった場合には、私は上述のとおり代理人を立てて対応する考えはありませんので、〇〇公務員の仕事をしながら自ら訴訟に対応することは仕事に対してもそちらに対しても不誠実と思う向きもあり、現実的に仕事を辞することもあろうと思っています。

昨日、任意の協議のご意向が無いことを伺って、そちら様としては訴訟の前置として調停をお考えになっているのではないかという思いが頭から離れず、そのようなお考えがあるならば辞職に向けた準備を始める必要性を感じたというのが、昨晩の状況でした。

そこでご質問いたします。

昨日の電話で、私が契約者の生命保険を解約するのは、私の自由な判断によるとのご回答でした。私が仕事を辞することについても、私の自由な意思による判断と考えてよろしいでしょうか。
どうぞお好きなように!貰うものはしっかり貰いますから!

このような質問を敢えてするのは、上記3.及び6.で申し上げたとおり、私はyumiko殿に居住の自由を奪われた経緯がございますので(見解の相違はあるかも知れませんが、私はその内面において切々とそのように感じています)、職業選択の自由(職業の廃止も含みます。)も侵されないか、あるいは、何らかの強制力や拘束力を持って制約を与えられないか懸念しておりますので、それがこの質問をさせていただく理由です。
あなた何度もずっと『俺は出て行く!』って言ってたよね?希望通りに一番安全な時期に出て行ってもらっただけのことだし、不倫を認めず謝りもしないゲスな男とはどうやっても暮らせないでしょ?それにもうあなたとは無縁になりますから職業の選択もご自由にどうぞ!


なお、この場合、私の今後のそして将来の資力は大幅に縮減することになります。これはyumiko殿の経済的保障にも影響を与えることになることですので、その点も勘案の上ご回答ください。  以上

以上2点、よろしくお願いいたします。なお、お手数ですが、このメールを受信し、内容をご確認いただきましたら、受信した旨ご返信ください。

この長文、読むだけでも疲れます。
娘達も言ってましたが、文章って誰が読んでも簡潔に分かりやすく書くのが大人としての常識!
まさにその通りですよね。


それにどこを取っても突っ込みどころ満載で、よくこんなメールを弁護士に送ってこられたなあと呆れてしまいました。
この時に送って欲しいと言われた元夫の荷物を弁護士の指示で着払いで送ったのですが、宅配便から不在票が入っていたがどういう荷物だとか言って、まるでこちらが勝手に送ったかのように文句を言われて腹が立って、それ以来は送ることをやめました。


車を使って運ばせろとも言われましたが、鍵を渡すと車を持って行って返さない可能性もあり、また家に入られるのも誓約書をかない限り断固拒否です。それに元夫の荷物は全て片付けて、元の位置にはないので、本人が探しても見つかりません。なので、結局元夫の荷物を出すことについては、調停で話し合いになりました。



この後も元夫の弁護士への態度が酷く、弁護士事務所の事務員からも嫌われる存在となりました。
一刻も早く、離婚調停申立てをするために弁護士事務所に相談に行きました。

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