家の屋根壁リフォーム

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離婚の話から少し逸れてしまいますが、これから起こる事件にも関連しますので、元夫を追い出した後の家のことを少しお話しします。



その当時の家の状態は酷いもので、あらゆるところに手直しが必要でした。
でもやりたくてもやれない、、、どういうことかと言えば、直したり買い替えたりするのを元夫がお金を使うのを嫌って、やりたくても出来なかったんです。それが自分のお金じゃなくてもです。



例で挙げると、コロナの一人10万円の給付金が出る時に、ちょうどキッチンのガスコンロのスイッチが壊れて火がつかなくなってしまう現象が多々あり、その前に食洗機も壊れて放置されていたので、私達の給付金で両方買い替えようと娘達が言ってくれました。
私も賛成しましたが、それを元夫がものすごく嫌がって、修理なら金を払うけど買うなら俺の給付金は出さない、旅行に使うと娘達に言う始末。



もうコンロも古いものでしたから、修理しようとしてもメーカーの部品がないし、例え運よく部品が残っていてそこだけ直せたとしても、すぐ他も壊れてしまうから、結局買い替えた方が良くなってしまうんですよね。そういう世の中に横車を押しても仕方ないのに、それがいくら言っても分からない人なのです。




とにかく古いものを新しくしたり、修理するお金もケチるので、家の屋根壁は補修せずボロボロ、リビングのカーテンはレールが浮いて落ちそう、エアコンも壊れていて放置、照明も暗くてもずっと放置、寝室も元夫の捨てられない物があちこちに置かれていて物置き状態、、、



ですから、追い出してからはこれ幸いと、元夫の荷物を片付け、リビングのカーテンレールは落ちると危ないし、カーテン自体も家を建ててから一度も買い替えていなかったので、家具やさんに来てもらって、カーテンも取り替えて取付けてもらいました。



寝室は、元夫がうつ状態でずっと閉じこもっていて部屋の整理が出来きず、あちこち物が置いてあって片付けようとすると『俺がやるから勝手に触るな!』と言って、やるのを待てど暮らせどそのまま何年もずっと放置したまま、、、
片付けられない症候群みたいな部屋になっていて、私はずっと陰気な部屋に一緒に寝ていて、本当に嫌でたまりませんでした。



なので、本当は業者を頼むべきところを私が独りで黙々と、約2週間かけてすっきり綺麗に片付けました。次女が『この部屋こんなに広かったんだ!』と私よりもお気に入りの部屋になってしまいました。



でも私達家族が何より一番やりたかったことが、家の屋根壁の塗装工事です。
住んでいる二世帯住宅を建ててから22年も経っているのに、屋根は亡き実父が10年以上前に一度だけ屋根を直しましたが、それ以降屋根も壁も塗装工事をしていません。



家の壁は素人目にも分かるほどあちこちヒビが入っているし、特に西側の屋根と壁は西日が強く当たるため、白く噴いている状態でもう限界と言った感じでした。時々どこかの業者がやって来て、お宅の壁は酷いから早く塗装しないとダメですよ!と言われることも多く、元夫に塗装工事をやらなければいけないと何度も伝えましたが、変わらずずっと放置です。



私が以前消費税が10%に引き上げられる前にやったらどうかと言ってみたのですが、『そんな金はない!』との一点張りでした。本当はその時、既に何千万ってお金を持っていたと思うと、今でも腹が立ちます。そんな放置状態で、ただ家が悪くなるのを黙って見過ごしているのが、私はどうにも我慢できませんでした。



ですからやっと邪魔者がいなくなって、念願だった屋根壁を直すことが出来ると早速動くことが出来ます。一応家の名義人である元夫には許可を取りましたが、自分は金は出さない、私と社会人になった娘達と一緒にやれと。
本来自分がやらなければいけないことを、、、しかも金額が大きいですし、それを娘達に金を出してやれって言うだなんて、それでも本当に父親でしょうか、、、。



でも『いざやるとなると、色々文句を付けられて嫌な思いをしてたから、返って口出しされないから良かったよ』と娘達が言ってくれたので、少し救われました。
それに同居の実母も、半分お金を出してくれるというので、それにも甘えました。



どこに工事をお願いしようかと考えた時に、建てたハウスメーカーに頼んでも、どうせ下請けの会社に施工させるのですから、最初から直接施工する会社にお願いした方が安上がりだと思ったので、ネットで住んでいる地域の塗装会社を片っ端から調べました。



そして、何社か候補を選び、見積もりをお願いしました。この業界では何社か複数で見積もりを取ることを相見積もり、略して『あいみつ』と言うそうです。
それに調べて分かったのですが、火災保険に入っていると、風災などの被害が認められて、それで保険が下りればかなり費用が抑えられると知りました。



そして各社見積もりを出して貰って、金額もそれほど違わず迷ったのですが、最終的に職人もやっていたという社長さんが見積もりに来て下さって、断熱性の強い屋根の塗料を提案して下さった会社にお願いしました。結果はこの会社に決めて大正解でした。



火災保険会社が屋根壁の状態を調査しに来た時も、社長さんがいて下さったおかげで、無事に風災が認められました。
職人さんもいつも朝早くから来て下さって、仕事もとても丁寧で、近所からも評判でした。他にもお願いして相談に乗ってやっていただいて、本当に涙ものでした。今でも他のリフォーム工事でお世話になってます。



ですが、この火災保険が下りた連絡のはがきがUR賃貸に住んで転送届けを出したばかりの夫宛てに送られてしまいました。
元夫には、費用の面で知られたくなかったので、火災保険を使うことは黙っていたのですが、これが警察沙汰になる事件を引き起こすとは、思っていませんでした。



この事件をきっかけに、私は弁護士と委任契約を結び、家裁へ離婚調停を申し立てることになります。
一生、この出来事は忘れません。
次に詳細をお話したいと思います。

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