修復への道

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壊れた砂時計
壊れた砂時計 ここから時間が止まった

ここからが私の忍耐劇です。



元夫は不倫相手に二股掛けられて捨てられたくせに、私が修復しようと寛容だったのを利用して、謝るどころか不満ながらも家にいてやるといったふてぶてしい態度。
本当は受け入れてもらってホッとしているくせに、何も悪いことはしていないような顔で平然と家にいるのですから、娘達は怒り心頭、不倫したくせに、あの偉そうな態度は何なの?!とぶつかることも多々ありました。



元々、娘達は元夫を嫌っていて、特に長女はいつも『おまえは出て行け!』と言われていて、しょっちゅう取っ組み合いの喧嘩が絶えませんでした。次女は、もう遥か小学生の時に『あの人に何を言っても無駄だからもう存在しない人』と思っていたらしく、家族との認識もしないただの同居人でした。



誤解を招くといけませんので、先に申し上げておくと、私が娘達に父親を悪く言って洗脳していたわけではありません。
長女との関係が上手くいかなくなった一番の原因は、元夫が長女の作った料理が口に合わなくて、『こんなまずいもの、二度と俺に食わせるな!』とフォークを投げ捨てて物凄い剣幕で怒鳴って泣かせたこと、それがいまだに許せないようです。
まだ高校生くらいで、不慣れな手つきで一生懸命作ってくれたのに本当に可哀そうでした。



次女が家族とも思わなくなった経緯は話してくれませんが、嫌がることをやめてくれなかったからと言っていました。まさか性的なことかと思って何度か問いただしましたが、それは全くないと全否定されました。



子供って親の良いところ、悪いところを冷静に見てますよね。
だから私に味方してくれるのは、私が独りで育てて娘達を可愛がってきたからだもんね、と言ったら、次女から『バカにしないでくれる?ちゃんと私は公平に見て言ってるんだからね?そのうえでお母さんの方が正しいと判断して言ってるんだから!勘違いしないで!』と怒られちゃいました。



私が修復しようと我慢しているのは嫌だったようですが、私の希望していることだから仕方ないと見守ってくれていたようです。まだ次女は大学生でしたし、元夫と別れたら学費が払えず、老後も迷惑を掛けることになると真剣に考えてましたから、ひたすら耐えて欲しいと娘達と母にお願いしてました。



でも、私はどうしても不倫相手のことが許せずに、仲直りにと元夫が奥多摩にドライブに誘ってくれて、二人だけで行った時に、泣きながら教えて欲しいと頼んで、しぶしぶ不倫相手の名前を教えてもらいました。



〇〇〇美、旧姓〇〇〇〇美



誕生日も元夫の口から漏れてきました。しめしめ( ^ω^)・・・



ただ、元夫はまだ不倫相手に未練が残っていたようです。
たまたま、まだメールをしているのを見つけてしまい、私は何で修復しようとしているのに、こんなことをするのか、そんなにその女が良いなら、私を〇してからにしろ!激高して泣き叫び、完全に切れてしまいました。
すると元夫は、『悪かった、これは本当に俺が悪い、ちょうどもうやめようと思っていたところだから、二度と連絡はしないと約束する』と謝ってきました。



私はそれでは信じられないからと言って、自分でWordで作った誓約書にサインしてくれと言いました。
でも元夫はそれは出来ないと断固拒否!
その代わり、女とのやり取りのメールを『これを見れば信じられるだろう』と言って私のスマホに送ってきました。
もう連絡は取り合わないと約束した内容の二人のやり取りでした。これで信用してくれと、、、



今だったら絶対にNO!ですね笑
嘘に決まってるから公正証書に残そうと脅してました。
でもこの時の私は信じたかったんです。本当にバカですね、、、


今までも度々ありましたが、この後からも様々なモラハラに遭うことになります。
陳述書の一部抜粋して記載します。
元夫は〇と記載しています。


01.22 〇が長女に自分の代わりに私と食料品の買い出しに行け、俺は家を出て行く。

02.11 俺は出て行くと言う。

04.30 俺は出て行くと言う。

05.02 旅行の積み立てをしようという話になり、俺はそうやって縛られたくないと言った。

05.12 俺は出て行くと言う、これから何度でも言う、おまえのせいでこうなった。

05.25 私が人間ドッグの申し込みをしたいと話したら、やりたいなら自分の金でやれ、やらなくて死んだとしても、俺はお前が死んでも構わないからと言われた。

06.13 やっぱり俺の人生間違っちゃった、また出て行きたくなっちゃったとつぶやく。

07.15 誰のために働いているんだ、おまえのために働いているんだと怒鳴る。

08.27 俺、出て行くから、女だけで暮らせ、本当に俺出て行くから。

09.08 私が小銭入れ(1000円)をプレゼントしたら、こんな無駄な物を買うなとキレる。こんな金があったら保険料等支払え、自分で生きろ、俺は家を出て行く、家のローンだけ払うから。

09.25 電気代が高い、使い過ぎだと罵り、ありがとうと言え!と怒鳴る。

10.07 この先、おまえとやっていく自信がない。

11.10 まだ将来ここに居るか分からない、お金を持ったら何をするかわからない。

11.25 俺は出て行くと言う。

12.23 私が夜中気持ち悪くなりベッド脇で嘔吐する、横に居た〇は無視する。

20〇〇年

01.02 これだから死ねと思うんだと言われる。

01.20 奥さんはいらないなあと私の前で言う。

01.27 次女が巣立ったら、私と縁を切りたいと言う。

02.05 俺の言うことを何でもそうだと言えば良いんだ、否定することは許さないと言われた。

03.03 俺は出て行く。

03.16 俺は出て行く。

04.07 突然うるさい、喋るなと怒鳴る。

04.10 俺は出て行く、俺はこんな女とよく結婚したなと言われた。

05.02 私が大学生時代に〇〇〇大学とのサークルに入っていた話を娘にしていたら、〇が急に話に割り込み、お前は〇〇〇の男と結婚すれば良かったのにとずっと言ってやる。

05.18 俺は出て行く。

05.27 俺は出て行く。

06.01 俺は出て行く、あとはよろしく!

07.04 俺は出て行く、二度言う。

07.29 俺は出て行く。

08.04 俺は出て行く。

08.06 長女が心療内科の先生に、今の仕事は合わないから絶対やめなさいと言われたと話したら、じゃあ、俺も仕事を辞める、良いんだなと言われた。この日私は今までにない倦怠感、不正出血あり。

08.18 俺は出て行く。

09.17 俺は出て行く。

10.19 俺は出て行く。

10.22 俺は出て行く。

11.13 今までの事は全部お前が悪い、もうお前たちの面倒は見たくないから3人でやっていけ!と言われる。

12.11 俺は出て行く。

こんなことを言われ続けて、よく我慢したなあって思います。
良くも悪くも、私の我慢強さが災いしたんですね。



こうして、日記に記載していたものを陳述書に時系列にまとめて書いたのですが、調停委員はこの事柄には一切触れていません。弁護士は少しは触れていましたが、これぐらいでは、法的にはモラハラには当たらないようです。



これだけ我慢して後、本当にびっくりするぐらい偶然にも、不倫相手との関係が続いていることを知るわけで、今から思えば、我慢して頑張っていた私に、神様が知るチャンスを与えてくれたんだなあと思います。
本当に悪いことは出来ませんね。

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