離婚後の手続き

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離婚届けと印鑑とペン

調停で離婚が成立してホッとしたのもつかの間、今度は離婚届けを出したり、その他手続きしないといけないことが山ほどあります。


調停離婚が成立後、数日~1週間ほどで調停調書の正本や謄本の必要な書類が裁判所から弁護士事務所に届きます。離婚調停調書の謄本がないと、相手の記入なしで離婚届けを出すことが出来ません。この届くまでの期間は、担当書記官にもよるそうです。


私の担当の書記官の方は、調停成立の時に初めてお会いしましたが、とても感じの良い方で、離婚届けを役所に出す際の注意事項を書いたチラシのようなものを手渡しして下さり、手順など色々と教えて下さいました。この方ならたぶん調書をすぐ送ってくれるだろうなと思っていたら、やはり思っていた通り、3日後に弁護士事務所に届きました。


ですが、弁護士と日程が合わず、届いてから1週間後に弁護士事務所に取りに行くことになってしまい、離婚成立から離婚届けを出すまで10日間というリミットに、ぎりぎり間に合わないと思って大丈夫か聞いてみたところ、期限については心配ないとのこと。

原則、調停離婚成立から10日以内に役所に離婚届けを提出しないといけないのですが、弁護士曰く、夏休みや正月休みがあったりと、裁判所から交付されるのに時間がかかる場合があるので、その期日は特段気にする必要はないと言われました。

これも実際に教えてもらわないと分からないことですよね

なので、正本や謄本が受け取るのが遅くなっても、焦る必要がないのが分かって安心しました。
ただし、これだけは弁護士から厳重に何度も期限を守るように念押しされました。それは年金分割の手続きの期限です。

調停成立した場合、年金分割の手続きは、必ず1か月以内に手続きをしなくてはなりません。

私もネットで調べて勘違いをしていたのですが、離婚成立から年金分割の請求出来る期限が2年以内なのであって、調停や審判で請求が認められて離婚が成立した場合は、必ず1か月以内に年金事務所か共済組合に手続きしないとせっかく決めたことが無駄になってしまいます。

優先順位を付けて手続きしないと大変なことになります!
ごちゃごちゃになって、うっかりして忘れないように気を付けないといけないと思って、ちょっとナーバスになりました




私の場合、手続きとして離婚届の他に、国民年金に入り直す、家の登記移転する、年金分割の手続きがあり、そのための戸籍謄本や資格喪失証明書を用意する必要があるので、弁護士事務所から届いたと連絡をもらうまで、一通りどれをセットで持って行って手続きした良いのかを頭に入れておきました。


因みに健康保険に関しては、娘の保険の扶養に入れたので、国民健康保険には入りませんでした。会社によって条件が異なりますが、一定の条件を満たせばお子さんの保険に入れて、親子ともプラスの負担金もありませんし、病気や怪我の時も手厚いので良いと思います。


苗字をどうするかは、昔と違って今は、旧姓に戻すか戻さないか、どちらでも選べます。戻さない場合は新戸籍を作ることになります。私は迷うことなく旧姓には戻さず、今の苗字のまま新たに戸籍を作りました。


旧姓に戻すと仕事にも不都合だし、何より免許証やクレジットカードなど、ありとあらゆるものを名義変更をする必要があるので、書類を送るとか、もう面倒な手続きはうんざりです。それに周囲に離婚したのをわざわざ知らせることにもなるし、あれこれ詮索されたり、根掘り葉掘り聞かれるのも鬱陶しいので、近しい人以外には知らせない方が私には好都合でした。


諸々書類を準備して、まず最初に役所で離婚届けを提出した時は、本当にほっとしました。
戸籍謄本には、既に調停で離婚が成立した日付で『調停離婚』と書かれているのを見て、こうやって書かれてしまうんだなあと一瞬、嫌な気分にもなりましたが、すぐに晴れてあの男と縁が切れて良かった!と強く思いました。

住民票もまだなぜか、相手方が転居届を出していないので今までのまま残っていて、もしまた国民一律10万円給付になった時には全員分元夫に支払われてしまうと思ったので、それを役所の方に話したら、娘達と私の3人だけの新しい住民票に移し替えていただけました。そんな方法もあったんですね、全然知りませんでした。


家の登記移転手続きについてはまた改めてお話したいと思いますが、離婚後も相手方とやり取りをする必要があり、これもまたすったもんだで大変でしたが、無事に家の名義が私に変わって、これで安心して住み続けることが出来ると肩をなでおろしました。


こんなに離婚後も色々な手続きがあって、本当に離婚ってこんなに大変なんだなあって痛感しました。気分はスッキリしましたが、心身ともに疲れ果てていました。
私はやることが多くて、すぐに動いてしまいましたが、離婚後は少しゆっくりして心身ともに休めたら良かったなあと思います。心の傷はそう簡単に癒されるものではありません。








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