調停前の打ち合わせ また弁護士の言うことが変わる

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forget
弁護士は言ったことを忘れてる?!

次回調停は私は初めて欠席することにしました。
調停では私が行かれない場合、代理人弁護士だけ出席でも良いことになっています。



欠席理由はまず私の仕事が一番忙しい時期で休めないこと、それからもう一つは実母の具合があまり良くなかったこと。



母は数年前から肺腺癌を患っており、抗がん剤や放射線治療をしたりして、それまで何とか元気に過ごしていました。ところが、私が強行別居したり、離婚調停を起こしたりして心労が祟ってしまったのでしょうね、、、腫瘍マーカー値が悪くなり、今度また新たな治療を始めようとしているところでした。



その治療は3週間に1回病院で点滴を受けるだけなのですが、3回目ぐらいから吐き気、めまい、発疹、脱毛、足のむくみなど副作用が強くなる恐れがあり、病院にも一人で行くのも難しくなるかもしれないと主治医の先生から説明されました。
そうなると調停どころではありません。



母の体調も心配なうえに、私の仕事も大きなイベント前で準備や打ち合わせで忙しく、最初から欠席としていた方が迷惑がかからないと思って早めに弁護士に伝えていました。その代わり、次々回調停は私が出席出来そうな2週間後に設定されてました。前回調停の最後の方で弁護士が調停委員に話してくれていたようで、次々回の調停まで私が出席できる日程を組まれていました。調停の最後にしっかり確認されていたはずなのに、私はあの時ショック過ぎてほとんど記憶がありません。



それに本音では、まだ調停をこのまま続けるかを迷っていました。行きたくない気持ちが勝っていましたから、これなら絶対文句を付けられない理由だし、次々回調停も母の容態次第で欠席出来ます。代理人弁護士はそのためにいるんだし、嫌な調停に行かずに済んで、もしこれ以上望まない方向に進めばやめることも出来る、そうと思うと内心ホッとしていました。
でも後に、やっぱり無理してでも調停に行っておくべきだったと心底後悔することになります。



なので、私が欠席の為、次回調停前に弁護士と打ち合わせが必要なために、次女と一緒に弁護士事務所に伺いました。次女に付き添ってもらったのは、弁護士と口論になるかもしれないと予想して、負けないようにサポートしてもらうためです。



他の弁護士から、家を貰う私が住宅ローン残債を全額負担することはないという回答を得ていましたから、それに対してこの弁護士はどういう反論をするのか、返答によっては最悪弁護士解任、そして調停取り下げも視野に入れていました。
もしこちら側の考えの通りで話を進めるなら、今後に向けて別の案も用意していました。



打ち合わせが始まり、家のローンの支払いについて、恐る恐る弁護士に聞いてみると
『元夫が全部払うのは当たり前だ!!yumikoさんが払う必要はない』
とはっきり言いました。まだ他の弁護士の話もしていないのにですよ??全く主張を変えてきたのです。
最初耳を疑いましたが、でもこのセリフ、聞き覚えあったんですよ、、、まだ別居前、離婚するかしないか初めて相談に行った時、確かにこの先生の口から出たセリフです。



本当に私が支払う必要はないということでよろしいですよね?』と再度念押しして聞きましたが、そうですよと穏やかな顔で、そんなもん当たり前でしょ?みたいな顔で言われたのもまた驚きでした。この弁護士はあの時自分の言ったことを覚えていないのだろうか、、、それとも何かの作戦?!私の聞き方が悪かったのか??さっぱり分かりません。キツネにつままれたような気分でした。せっかく闘うつもりで次女についてきて貰ったのに、申し訳ない気持ちにもなりました。



でも最初に戦闘モードだったのが、弁護士のこの言葉で少し気分が和らいできたので、気持ちを切り替えて、今後に向けての準備していた別案、次回調停で主張して欲しいことを記載した書面を弁護士に渡しました。
以下が記載内容です。

離婚する条件について

  1. 不倫及び精神的経済的虐待をしたことを認めて謝罪すること
  2. 持ち株、貯蓄すべて財産開示をすること
  3. 不倫発覚後及び別居後も住宅ローン返済は元夫が完済するとの申し出があり(弁護士宛てメール、陳述書にも記載の通り)この件に関して夫婦間に争いはない。住宅ローン残債は元夫全額負担とすること。

①②が明確に出来ない場合は離婚は拒否する。
調停は取り下げ、当面別居する。

まず一番重要なことは、離婚の原因である元夫の不倫です。
別居時、今もなお不倫相手との関係が続いていることを認めず、誓約書を書くこともずっと拒否し続けていました。不倫を認めさせて、きちんと謝罪させなければ、絶対離婚は出来ません。



それから、元夫が管理していた家計のお金がどこにどれぐらい貯めてあるのか。これは弁護士に提出していますが、私に隠れて株の売買をしていました。私には『金があったら株でも買って一儲け出来たのになあ』と言い続けて、ずっと嘘をついて私を騙していました。別居後、通帳の他にも過去に証券会社の取引履歴の書類が出てきて、それもかなりの金額を取り引きしていたのが分かっています。今現在はどのくらいやっているのかは、書面がないため分かりません。



家計の口座の通帳の取引履歴にも不審なお金の出し入れがたくさん記載されていました。弁護士にも一度見せていたのですが、フーンと一瞥しただけであまり気にかけていない様子だったので、大したことはないのかと思ってあまりよく見ていませんでした。でもこの過去の元夫の通帳の束が、隠し続けていた財産の金額を私に教えてくれます。



この日、私の通帳のコピーや保険会社からきた解約返戻金など、私の財産開示の書類とこの主張書面を弁護士に託して、後は調停までに弁護士に出す書類を確認して打ち合わせを終えました。
次女には何事もなくて良かったね、と言われましたが、私自身は何となく釈然としないものを感じて帰りました。その予感はやはり的中してしまいました。



この後弁護士だけ調停に行ってもらうのですが、ここから離婚に向けて本格的な正念場を迎えます。

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