第1回離婚調停

  • URLをコピーしました!

とうとう第1回離婚調停の期日を迎えました。
服装はかなり迷ったのですが、無難にモスグリーンのワンピースに決めました。
見た目は髪色も地味目に、品よくおとなしめに意識しました。



午前10時からだったのですが、元夫と会いたくなかったので、1時間前に着くように家を出ました。
電車を乗り継ぎ、午前9時前には裁判所最寄り駅に着いて、そこから裁判所までは徒歩約5分。
ちょうど出勤時間なのか、駅から同じ方向に歩いているほとんどの皆さんが、裁判所へ向かうようです。



ちょうど横断歩道の信号待ちをしている間、どんな方々なのか観察してしまったのですが、弁護士のように書類が沢山入って重たそうなビジネスバッグを持っている男性や、それをリュックにして背負っている男性、お弁当の入った手提げバッグを持つ裁判所に働く職員のような女性など、一見私のような当事者はいなさそうでした。
※私は毎回調停に行くたびに、この時間帯に信号待ちで色々な方を見ていましたが、その中に私の担当の裁判官が居たなんて全然わかりませんでした。よく見かける男性だったんで驚きました。



裁判所の入り口に着くと、警備員のような方が数名いて、職員と来訪者二手に分かれるように指示されました。職員の方は身分証明書カードのようなものを提示して素通りで入っていましたが、私は手荷物検査があって、荷物のX線検査をして中に入りました。



あらかじめ、〇階の申立人控室で待つように言われてましたので、そのままエレベーターに乗り、その階で降りました。控室への通路が迷路のようになっていて、うろうろと迷いましたが、何とか控室に辿り着きました。よく見ると控室はコロナ禍のせいか2部屋に分かれていて、どちらとも覗いてみると誰もいません。
何とかここまで元夫に会わずに済んでホッとしました。



先にお手洗いに行って、髪も整えました。これで準備万端です。
控室の長椅子に座って時間が来るまで待っていました。
まだ時間が早いせいか、控室の近くの調停室で準備されている調停委員の方々らしき声が聞こえてきます。
とても楽しそうに談笑しているのを聞くと、こんなふうに明るく穏やかに話せたら良いなあと思いました。



暫くしてだんだんと控室に来る方も増えてきて、おひとりの方や弁護士さんと一緒に来てる方もいました。だいたい弁護士さんと一緒にいる割合が8割くらいでしょうか・・・静かな時間から賑やかな時間に変わってきた時に私の代理人弁護士も来ました。



弁護士とは持って来た書類等の確認しました。
10時になると、次々調停委員が控室に来て、『〇番の方』と事件番号を言って迎えに来ます。
迎えが来るたびに呼ばれてすぐ立てるように準備していたのですが、なかなか呼び出しが来ず、、、最後に私達だけが取り残されました。どうしたのかと思っていたら、やっと10分くらい経ってから男の調停委員さんが『すみません、遅くなりました』と走って入って来ました。



どうやら元夫が先に調停委員に何か話をしていたようです。内容は特に聞かされませんでした。
調停室は狭い個室といった感じで、真ん中に会議室のような大きなテーブルがあって、その中央にビニールのカーテンみたいな仕切りがされていました。男女の調停委員さんが2名、私と弁護士が2名、対峙して座りました。



最初に調停委員さんから自己紹介があり、今ここにはおりませんが、本当は担当裁判官又は書記官が居ると思って下さいと言われました。またコロナ禍なので、体調に関することを色々と聞かれて全て異常なしと答えると、書面に名前の署名を弁護士と共にしました。
調停員さんの印象は、男性はお話し上手な感じで、女性はもの静かな感じに見えました。



そしてまず、弁護士の方から『相手方はT大出で〇〇公務員です。とてもプライドが高いので、調停委員さん、相手方に対する言葉使いに注意するようにしてください。』と話しました。そうしたら男性調停委員が『なるほど、分かりました。くれぐれも注意するようにいたします』と返答がありました。
そして私に調停員から最初に聞かれたのは、離婚の意思です。
私ははっきり『はい』と答えました。



それから元夫の警察沙汰になったことなど少しずつ話しましたが、途中それを遮って弁護士が『調停委員さん、すみませんが、まず婚費の方からお願いしたのですが』と言ってきました。
せっかく離婚決断に至った心情を語ろうとしていたのに、、、と思いましたが、確かに婚姻費用が減らされているので、そちらを優先した方が良いのは分かります。でも何となく不完全燃焼でした。



ここで私を収入を聞かれた時に言われたのが、賃金センサスです。
詳しくはこちらの記事をご一読ください。

弁護士が私の仕事を説明してくれて、賃金センサスには当たらない、今の収入ではないと言ってくれましたが、婚姻費用を決めるために次回に収入を証明する課税証明書を持ってくるように言われました。それで申立人の最初の30分が終わり、また控室に戻り、次は元夫が調停委員と話して40分くらい経ち、また私達が呼ばれて調停室へ行くと、元夫から言われたことを聞きました。



それは、相手方にも離婚の意思はあり、お互いに合意出来ているとのこと。
次回、自分の所得の源泉徴収票を持参すること、それと自分の荷物を車で持ち出させて欲しいと言われたそうです。
もうまたか!!と怒りが湧きました。本当にしつこい!!!



これに対しての答えを調停委員さんに、私だけでなく、娘達も非常に怒っていて『今度あいつが来たらぶ〇〇す!!』と言って包丁を研いでます!と話したら、男の調停委員が『娘さんたちを犯罪者にしたらいけませんねぇ』女の調整委員は『そこまで娘さんたちに嫌われるのは、やはり元夫さんが悪いですね』と言ってもらえて、これは難しい問題なので離婚の条件が決まった後に話すということで、調停でも当分保留ということになりました。



次回調停は何と12月25日のクリスマスの日。
婚姻費用が決まると良いのですが、、、また書類を準備しなければなりません。


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次