私は小さい頃からのフィギュアスケートのファンです。
確か小学生くらいの時から、バレエと音楽とスポーツの融合だなんて素晴らしいなあと自然に興味を持って観てました。曲に合った衣装を見るのも楽しいですしね。
しかも地面ならともかく、あのつるつる滑る氷の上でですから、本当にすごいなあと思いました。
というのも、私は幼稚園の時にバレエを習っていて、本当に踊るのが大好きでバレリーナになることが夢でした。毎朝5時に起きて、習っている友達とランニングしたり、小学生の時はその友達と一緒に作った創作バレエを披露して、先生にも褒められていました。
後ちょっとでトゥシューズが履けると頑張っていたのに、突然父親にお金が掛かるからと強制的にやめさせられたのです。
発表会費が高額で気に入らないと言ったそうです。他にも父親が音楽が好きという理由でピアノを購入し習わされていましたし、他に兄弟もおりません。だからウチは決してお金に困っていたわけではなく、ただ父親が自分の趣味には使うお金が少なくなるのが嫌だっただけです。楽しいバレエをやめさせられてどんなに悲しかったことか、、、
だから、氷の上で走りながら、音楽に合わせて踊って飛んだりくるくる回ったりして表現できるフィギュアスケートを観て、あんな風に出来たらどんなに楽しいだろう!って本当に羨ましくてずっと観てました。
フィギュアスケートを習うのに、ものすごくお金が掛かると聞いてます。それでも子供のために惜しみなく時間もお金を費やしてくれるご両親がいて下さって、それも本当に恵まれているし羨ましいなって思います。
今までに印象に残った選手は海外の選手を含めて沢山いすぎて、ここには書ききれないので、あくまで私の頭にぱっと浮か印象に残っている日本人選手(現役選手以外)は
五十嵐文男さん
佐野稔さん
渡部絵美さん
伊藤みどりさん
荒川静香さん
浅田真央さん
村主章枝さん
町田樹さん
安藤美姫さん
無良崇人さん
(高橋大輔さん)
etc.
今までの選手の努力が礎となって、今季のオリンピックでメダルを取れたんだなあと思います。
オリンピックでメダルが取れなくても、印象に残る選手は沢山います。
私は特定の選手だけに固執して観るのではなく、フィギュアスケートを陰ながら愛する者として、頑張っている選手すべてに拍手です。
でも、今現在の現役選手の中で、一番注目しているのはやはり羽生結弦さんです。
今回の北京オリンピックは残念な結果に終わりましたが、私の中では予想通りの結果だなと思いました。
だって4回転半は練習で跳べてないし、本番だけ奇跡的に飛べるなんてこと、普通に考えたら無理だって誰でも分かります。
ましてや、前日の練習で足を怪我した状態で4回転半に挑んだなんて、、、でもそれがこの大会の自分への課題・宿題だったのでしょうから、彼にとっては、挑戦をやめてしまうこと方が辛かったのでしょう。
努力は報われなかったかもしれないけどって仰ってましたが、全然そんなことはありません。
結果が目に見えて現れなかっただけで、でも認定はされたのですから、決して無駄ではなかったです。
氷の神様に嫌われたのは、そんな頑張りすぎる彼に、コーチの代わりに『無理しすぎるな!』と声を掛けてくれたのかもしれませんよ。
私も若かりし20代の頃、死に物狂いで努力しても報われないと恩師に訴えたことがありましたが、その時に言われた言葉を今も忘れません。
『それはまだあなたの練習が足りないからよ』
さらっと言われて、ぐうの音も出ませんでした。
羽生さんなりに精一杯努力してきても、まだ彼にとっての努力は足りていなかった、オリンピックには間に合わなかっただけで、このまま努力を積み重ねていけば、まだまだ成功する可能性があるということだと思います。
私の離婚に関して言えば、修復としての努力して報われなかったけど、離婚に関してはこの努力のおかげで晴れ晴れとした気持ちで決着が付けることが出来た、今すぐには報われなくても、長い目でみたらきっと良かったなと思う日が必ずやってきます。
記者会見で前向きな姿を見て安心しましたが、まだまだ結果が出なくてもめげずに、最後に自分が納得できるまで、体と相談しながら頑張って欲しいと思います。
また若手もどんどん育ってきてますので、これからもフィギュアスケートを観るのが楽しみです。
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