元夫と女のやり取りを1年間ずっと見続けていて、これ以上私が出来ることは何もない、この先もこの人が自分に都合の良い状態を続けていくのであれば、もう許してはいけない、離婚へ向けて方向転換せざるを得ないと気持ちが固まっていきました。
心の準備としてお話しした通り、修復の努力は無駄になってしまったかもしれませんが、自分の気持ちに決着付けるためには必要不可欠だったと思います。まだやり直せたかも?とかあの時こうしていれば良かった?と思うことは決してありません。やり切った感いっぱいで、もうこれ以上は絶対無理!と思えたことは、強固な離婚への決意が本当に出来て良かったと思います。
そうでないと、あの辛い離婚調停に耐えるのは絶対無理でしたから。
弁護士のところに相談に行って、離婚後の生活は贅沢をしなければ暮らしていけると分かってホッとしましたが、今自分がコツコツ貯めてきたお金を半分でも元夫に取られたくありません。
そこで一計、思いついたのが旅行。元夫と次女も一緒に三人で国内旅行2回、海外旅行2回ほど行き、そこで貯蓄の半分くらいを使いました。半分取られるぐらいだったら、大好きな旅行で散財した方がマシです。元夫はとても楽しそうで、これで夫婦が破綻していたとも言えなくなるし、海外旅行ではボディーガードにもなって治安の悪いところでも安心して歩けました。
離婚したらそんな贅沢は絶対出来ませんから、ちょうど時期もコロナ禍前に行けてラッキーでした。
因みに旅行期間、元夫は女との連絡は一切取っていません。まさか、家族で仲良く旅行なんて言えないでしょうね。あちこち嘘をついて疲れないのでしょうか?そうやってずっと嘘をつき続けているから、日常化していて平気なのでしょうか、、、
あと、いざ不倫慰謝料請求するとなった時に、女の住所を知っておく必要があります。
携帯番号とアドレスしか分からなくて、どうやって調べたら良いのかと困っていたら、ネットで携帯番号から住所が調べられる探偵事務所がありました。でもやはりそれだけではとても難しいらしく、費用もバカになりません。
でも、自分でもこれは褒めてあげたいと思いますが、何かないかと色々探していたら、何と元夫の携帯に残っていた写真にヒントがありました。場所の決め手になったのは、例の振袖姿の娘と一緒に写っていたあの写真。背景に写っていたバブル時代に建てられたような古いマンション、、、こんなところでわざわざ写真を撮る人はいない、これは女の住んでいるマンションで間違いないと確信しました。
それから元夫から聞いた〇〇の近くの〇オンで働いていて、私宛のメールに地下鉄に乗っているというのを思い出して、そこらあたりの中古のマンションを探してみたら、あったあった!写真と同じマンションが!絶対これに違いない!!
探偵さんにそのマンションを伝えて調べてもらったら、女の名前でヒットして部屋番号が分かりました。おかげで費用は安く済みました。相手の女について調べるのはこの時点で終了。
後は離婚するには一緒に住んでいることは具合が悪い、まず別居という手立てが最善だと思うが、何せ私は仕事場が今住んでいる家なので、私は出て行くことは出来ない、どうやったら上手く別居出来るだろうと考えていました。
そこへ4月から元夫の転勤の話が出てきました。そこへ赴任するには単身赴任しかありません。
もうビックチャンスでした!!自分から出て行ってくれたら、私から何も言う必要がありませんし、向こうで女と会ってくれれば、確実な証拠も取れるし、それこそ一石二鳥です。
ところが、2月くらいから感染拡大し始めたコロナが災いしたのか、いくら待っても一向に転勤になったという話はありません。
以前に私が単身赴任して欲しくないと言っていたので、私から聞いて感づかれでもしたらまずいと思って、元夫が言うまで、転勤の話は忘れたふりをして、ずっと聞くことはしませんでした。
とうとう4月に入っても、何もアクションがなかったので、転勤は先送りになったのだと分かりました。
これには参りましたね。別居する良い機会を失って、どうしたら良いものかと考えました。
陳述書に書いた通り、何かにつけて『俺は出ていく!』と言われ続けてましたから、それなら何とか自分から出て行くように仕向けなくては!と思案しました。
TVでニュースを見ている時、コロナ禍で在宅ワークで家にいるようになった元夫に聞こえるように、政府のコロナ対応、特にアベノマスクについて〇〇省の役人が助言したのがきっかけだった等、何を無駄なことやってんだー!と世間一般的に言われていた悪口を元夫の前でわざと言ってやりました。
自分と同じ〇〇公務員の文句を言われるのを一番嫌うので、こんなことを俺の前で言うなんて、全然反省していないと思ったに違いありません。だけど相手もさるもの、コロナ禍で緊急事態宣言も出ていたため、多少居心地が悪くても、俺は出て行くとは言わなくなっていました。
でもそうは問屋が卸しませんよ!もう私は我慢しません。
これ以上この男の都合の良いようにはさせない!女と連絡を取り続けるのも許さないし、もう二度としないと誓約書を書かないなら永久に希望通りにこの家から出て行ってもらう!と覚悟を決めました。
ここまでが、離婚へ向けての序章です。
とうとう私がキレて元夫を家から追い出します。
ここからいよいよ離婚戦争勃発です。
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