離婚したいと言われた時のこと

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車を運転する男性
離婚したいと言われた車の中

ちょうどこんな感じのシチュエーションでした。
元夫から、離婚したいと言われたのは、車の中でした。



ちょうど同窓会のあった日から1か月後、10月の半ばになります。
『今日、仕事から帰ってきたら話したいことがある』とメールがあり、ちょうど寒い日だったので、温かい野菜スープを作りながら、元夫の帰りを待ちました。私は元夫のここのところの異常な行動に、どうしたものかと落ち着かずに、眠れない日々が続いていましたから、やっと原因を話してくれるんだなと思って、ホッとした気持ちもありました。



ですが、元夫は帰宅してすぐリビングに入ってくると、ソファーにかばんを置いてすぐ、何と今すぐ車の中で話がしたいと言ってきました。録画や録音などされたら困るとでも思ったのでしょうか。そんな知恵は全然働かなかったので、何の心配もいらなかったんですけどね。



私はてっきりリビングで話をするのだとばかり思っていたので、少し面喰っちゃいましたけど、どうしても家の中に居たくない様子だったので、仕方なく上着を着込んで車に乗り込みました。そして元夫の運転で走り始めて5分ほどにある、公園の近くに車を停めました。



最近、夜に車で出掛けていて、たまにこの公園の近くに車を停めているのだと言っていましたが、今まで何でそんなことをしてまで、家に居たくなかったのかがよく分かっておらず、何が原因なのかを私の方も聞きたかったことでした。



すると、まず最初に私に聞いたことは『俺のこと、どう思ってる?



は?どういうこと?何のことだか、さっぱり分からないんだけど??
何だかずっーーと前の、仕事に没頭していた10年くらい前の元夫に聞かれている気持ちになりました。



今にして思えば、不倫相手が元夫を通して、私に一番聞きたかったことなんだなって分かります。そうでなければ、私は元夫を無視していたわけでもなく、最近はごく普通に接して穏やかな生活をしていた中、突然自分がおかしな行動をして、その平和な生活をぶち壊しているのに、この私に対する言いぐさはないでしょう?



そんなことも分からないほど、有頂天になっていたんだなと、どんだけ頭がお花畑になっていたのかと思います。というか、元々そういうものの道理を分からない人だったんだなと、ブログを書いていて改めて思いました。



私は普通に答えました。『あなたは一番大切な存在だよ、それは今も昔も変わっていない』と。
私も悪かったところはあった、出来る限りなおしていくから、これからは夫婦仲良くしていこうとも答えました。



これは、その時の私の本心でした。そうでなければ、それまで色々不満もあったり、離婚しようと本気で思った時期もありましたが、その気持ちがなければ、ここまで我慢して一緒に居たりはしません。それは元夫も重々分かっていたはずです。



それまで私が今まで必死で守ろうとしていたのは『家族、家庭』です。もちろん、娘達は大事な存在であり、親として守るべき存在です。でも元夫もまた、まだこの時はですが、同じ大切な家族の一員であり、血の繋がっていない他人の中で、一番信頼できる人でもありました。なので、この思っていた通りのことを答えました。



ところが、私の真心のこもった返事を元夫は、頑なに信じようとしません。あれこれ、昔はこうだった、ああ言ったと責めてきます。昔はじゃなくて、今が大事だと必死に伝えました。でも元夫の企みは、ただ自分の不貞行為の正当化しようとしていただけだったんですよね。そんなことはつゆ知らずの私が、本心から必死に伝えようとしている事をちくいち面白くない顔で責め立てました。



そして無理やり正当化することに失敗しても、最後には『俺と別れてくれ』と言いました。



でも私の答えは当然『NO!』です。元夫の言うことは昔から私に言ってきたことばかりで、私からしたら何を今更??どんなに頑張ってもこじつけにしか聞こえませんでした。そんなことで離婚だなんて、到底納得出来ません。



その答えを聞いて元夫は『やっぱりそう言うと思った』と予想通りといった感じで答えました。
この返答も私からしたら???でした。
その後に『もう今更遅い』とも言われて、私は謎にしか聞こえません。



きっとこの後、不倫相手とどうしたものかと色々相談したことでしょう。
私が納得いかない限りは、離婚には辿り着けないことを思い知って、必死に別の手を打とうと、模索したに違いありません。


それが自らの不倫告白になるなんて、それも私には全く理解が出来ません。
この後、私は更に元夫の告白に驚愕することになります。


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