最近の文春砲で知りました。
まさか、あんなに酷いことを言われていたなんて、、、
年末に神田沙也加さんが急死したニュースは衝撃的でした。
彼女が生まれた時、お母様の松田聖子さんに抱っこされて出てきた姿を思い出します。
きっと歌の上手いお嬢さんに育つんだろうなって思っていたら、アナ雪のあの素晴らしい歌声。
お母様の譲りのさすがの歌唱力だと感心しました。
以前、徹子の部屋で聖子さんが、沙也加さんの芸能界デビューには大反対だったと話していた時に、それに対して徹子さんが『やっとあなたのお母様の気持ちが分かったでしょ?』と返して、聖子さんが『そうですね』と反省するような表情を浮かべてたのを思い出しました。
私も、もし自分の娘が芸能界に行きたいと言ったら、絶対反対します。
芸能界の荒波を越えてきた、その厳しさを知ってる聖子さんなら尚更です。
でも彼女は反対を押し切って、自力で真面目に努力して成功を収めて、今も順調に活躍出来ていると思っていたのに、一体なぜ??何があったの?!と思っていましたが、実は裏でそんな辛い悲しいことがあったんですね。
私も元夫から同じことを言われました。
『お前なんか死んでも構わない』
言われた時の元夫の顔、表情、声色、今も忘れません。
無表情で冷酷な顔をしていました。
だから言われた時の沙也加さんの気持ちが痛いほどよく分かります。
愛する人から言われて、どれほど辛かったでしょう、悲しかったでしょう。
人は勝手に育つものではありません。
その子を産み又は育てる親、一緒に育つ兄弟姉妹、友人、その他色々な人の手を借りて、その愛に育まれながら、一個人として存在しています。
この言葉は、その全ての人を否定し、侮辱することになります。
どんな理由があっても、言ってはいけない言葉です。
絶対許されるものではありません。
私の場合は、予期せずに言われたので、録音出来ていません。
でも日記には記録していましたし、陳述書にも書いて提出しました。
でも、このような言葉の暴力を受けたと訴えても、司法は取り合ってもくれません。
例え、音声があったとしても、他の証拠と同じで対応は変わらなかったでしょう。
裁判所なんてそんなところです。
DVでも死ぬほど酷い怪我でないとほとんど認められないと、弁護士から聞きました。
でも私には、その傷を癒してくれる家族がいました。
またその言葉を聞いて、私以上に許せないと怒ってくれる人たちがいました。
本当に心から感謝しています。
彼女が私と同じように、その悲しみを勇気を持って、辛い気持ちを頑張って、誰かに打ち明けていてくれさえしたら、助けられた人たちは大勢いたと思います。悲しみが癒えなかったまま旅立ってしまったのが、残念でなりません。
心からご冥福をお祈りいたします。
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