元夫からの不倫告白

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ホテルのベッド

これは元夫の完全な愚行です。
私が逆の立場だったら、自分から不倫していることを告白するなんて、絶対あり得ないです。
今思い出しても、吐き気がするほど気分が悪くなって、書き出すのに数週間もかかってしまいました。読みずらい点多々あると思いますが、どうぞお許しください。

これは間違いなく元夫の考えでしたことです。相談された不倫相手は反対したそうですから。
今でもはらわた煮えくりかえります。弁護士にも詳しくは言っていません。だってあまりにも酷すぎるから、、、

別れ話をしてから数日、出来る限り家に居たくなくて、車で出て行って寝泊まりしていた元夫が、ある日曜日、二人だけで居たい、久しぶりに仲良くしたいからと連絡が来て、待ち合わせをして会って私を連れ込んだその場所は、何とラブホテルだったんですよ。



元夫は出来るかどうかは分からないけど、、、と言って誘ってきたので、最初は、は??とちょっと首を傾げてしまいましたが、私の本心が分かったことで、少しは修復する気持ちになってくれたんだと勝手に思ってました。
凹んでいた気持ちが少し軽くなって、ここのところずっと寝れてなかったから、これで気持ちが落ち着いて少し安心出来るなあとも思いました。



その時入ったホテルはほぼ満室で、唯一空いていたのが、皮肉なことに、そのホテル自慢の最上階のプール付きの部屋、中に入るとかなり広くて豪華で、大きなソファーやお風呂、テレビがあって、ちょっとテンションが上がっちゃいました。



最初は別々に大きなお風呂とプールに入って楽しくしていましたが、元夫はタバコばかり吸ってました。
ベッドに入っても、特に何もしようとはせずに、すぐソファーに行ってタバコを吸うと言った繰り返し。。。



今思えば、元夫は不倫の告白と同時に、私に対して仕返しも考えていたんだと思います。
私にしようとしても、やっぱりだめだ、出来ない、と言うので、無理しなくて良いよと優しく言いました。
そんな私に、元夫が私に言いたいことがある、と重たい口を開きました。



今、好きな人がいるの・・・



??????



最初何を言われているのか、さっぱり分かりませんでした。
まるで女のセリフのようですよね笑



そしてやっと少しして事態を呑み込めた私は、相手は誰?職場の人?と想像しました。



そしたら元夫が言ったのは、『相手は昔好きだった彼女』だと。



不倫相手は、先月同窓会で再会した中学から高校にかけて付き合っていた元カノ。東海地方に住んでいて旦那と2年前に死別、うちの娘達とそう変わらない年齢の息子と娘の三人暮らし。自宅近くの〇オンで働き、週末は別のところでも働いている、と聞いてもいないのに、自ら詳しく語り始めました。



自分から声を掛けた、生活を支えてやりたい、会っただけなら良いけど、もう体の関係があるから離れられない、他に男もいたけど別れさせた、一度新幹線でこっちに来させて気持ちも確かめた、最近私の作った食事を食べなかったのはダイエットしてたから、彼女と気持ちよく〇ックスするためと、自分のお腹の肉をつかんで減ったことを私にアピールする始末。



彼女はモテる、他の男に渡したくない、もし俺が別れてくれって言ったら、俺が困るからってすぐ身を引いてくれる女なんだ、だけど今度は離したくない、お前が俺に何にもしてくれた覚えはない、彼女こそがいつも俺のことを一番に考えてくれる人、だと。



今日こうしていることも彼女は知っている、どうしたかものすごく心配している、お前と〇ックスは彼女に悪いから出来ない、と最後まで私に何もせずじまいでした。



どっちに悪いの?妻はどっちなの??
あなた〇〇公務員よね?ホントに法律に携わってるの??
明らかに不法行為ですけど??分かってます??
悪いのはお前と、妻がいるのを知っていて体の関係を持ったその性悪女だよ!!
だいたい私をホテルに誘ってその気にさせておいて言うことですか?!



それに、私も一度身を引いたことありますよ
あなたと付き合っている頃、その時も同じことを言われました。『好きな人が出来た』と。だからあなたのことを思って別れたでしょ?
でもあなたの方から別れた私のことが心配で放っておけないと、また付き合い始めたんじゃないの?!



そう言ったら『そんなことあったっけ??ああ、思い出した、そうだったそうだった!あの時、そのまま別れときゃよかった!!』と手を叩いて笑ってました。
おいおい、手を叩いて笑うのは私の方だよ!!だってそれはつまり、私が一番あなた思いだったってことでしょ??何自分の失敗を高らかに笑ってるんだよ、ふざけるな!と私は心の中で呟いてました。



ホントに間抜けな奴、必ず自分から墓穴を掘る。
そうだった!私も思い出した!お前が友達から『墓穴の〇〇〇』と言われていたことを!!




それを聞いて、私はもうこんな奴どうでも良いかなと思ったんです。
あなたの子供を命がけで産んで、私の実家の両親の手も借りながら必死に育ててきたのに、お前に何もしてもらった覚えはないなんて、感謝もしてなかったんだなって。



自分の不倫を堂々と、しかも自分からホテルに誘っておいて、妻の役割を果たそうとした私に衝撃の告白をしながら目の前で、平気でタバコを加えて、ぶよぶよした肥満の裸体を横たえながら、豚のようなどや顔で語っている醜くおぞましい姿、、、


だから別れても良いと言いました。もうこんな奴、どうでもいいや!疲れた、もう別れた方が良いと。。。
元夫はホントに??いいの?!と半分うそ?!と言った顔で言いました。今思えば、あれはきっと私が素直に離婚に応じるのが嫌だったんだと思います。だからこんなことを言って私を怒らせたんです。



私と別れても住宅ローンは払い続ける、一人暮らしする、彼女とは当分結婚しない、向こうも旦那の遺族年金もらえたり、親の介護があったり事情があるから、でもいずれ結婚して自分の遺族年金渡したい、と。



え?遺族年金渡したい?!何言ってるの?!それは本来私がもらうものでしょ?!



その女は自分の旦那の遺族年金をもらっていて、その上に私のもらうべき遺族年金も奪うのか、冗談じゃない、そんなことさせてなるものか!と怒りが込み上げてきました。



それを聞いてはい、それでもいいですなんて、そんな都合の良いことは、とても言えたもんじゃなかったです。やっぱり離婚しない!と私は返事を覆しました。元夫は何度も別れないんだな、と繰り返しホッとしたような顔で頷いていました。元夫の狙い通り、この言葉が私の気持ちを一変させました。



この時のことは一生忘れません。すべて記憶しています。
元夫とは別々に家に帰りました。家で心配して待っている娘達や母に、不倫の告白をされたと話しました。
『こんなドラマみたいなことが現実にあるなんて、しかも身近な家族に起こるなんて信じられない』と驚いてました。


その後元夫にやり直すチャンスはないのかと聞くと、それはお前次第と言葉を濁しました。
この返事がもうやり直す気はない、だったら、絶対修復しようとは思わなかったです。
これも元夫の企みだったのかもしれませんね。


絶対に別れてやらない!!



この時の私は、離婚はしない!と決意しました。
元夫は不倫相手と会う約束をしていると話しましたが、後日予告通り帰ってきませんでした。
この時、探偵に頼んで写真を撮ってもらえば良かったと後悔しきりです。
やはり知識は大事ですね。



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